遅いことは猫でもやる

まずは昔メールした内容をひっぱってきて練習...
更新は猫以下の頻度です。

気楽で楽しいツアー参加 2

2013-02-05 10:12:49 | 雑感

雪の奥入瀬渓谷






東北青森の旅2日目は、ホテル発朝7:40という早さ。それでも、ツアー参加者は全員出発3分前には集合して定刻通りスタート。
一路雪の奥入瀬渓谷をさかのぼる。以前冬に来た時は夜着いたので、渓谷の雪景色は見えなかったが、本日は雪の林間を縫って走る。
木々に雪が付き、渓谷には水が流れ、清々しい景色である。夏とは違った美しさだ。



十和田湖までは行かず、途中でUターン。八甲田山のロープウエイに向かう。こうして雪の中を走ると、「青森五連隊」の雪中行軍遭難事件が体感できる。ただ本日は吹雪ではなく陽が射しているので本当のところまでは行かないが、2mほどの雪の壁の中をバスは走る。
ロープウエイを降りたところは樹氷、モンスターが林立する、マイナス一五度の世界15分ほどいて早々に退散。スノーボードやスキーを楽しむ人が、ウイークデイにもかかわらず沢山ゴンドラに乗り合わせた。西洋人が案外多い。


ゴンドラからは窓越しに遠く、津軽、下北半島、青森市内、陸奥湾が臨める。冬にこんなに晴れるのはめったにないとのこと。ラッキーだ。だれの心がけがいいんだろう?
ロープウエイを降り、再び雪の壁を辿って、青森駅近くの魚菜センターで,「のっけ丼」の昼食。100円刻みの切符10枚が付いている切符を片手に、市場の中を回る。TVの撮影と違い、おまけはしてくれないので、逆に追加料金を払って魚類を色々載せて食す。酢飯が旨い。
具材を慌てて選んだが、もう少しじっくり場内を一周りしてから、気に入った所で選べばよかったとちょっぴり思いながら食す。1200~300円の海鮮丼になったが、それでもやっぱり美味。


金木駅

列車の中で食すのお酒とつまみ

列車到着

お腹が膨れた所で魚菜センターを後に、金木駅へ向かい、ストーブ列車に乗る。駅でお酒とつまみを調達。列車は1,2両かとおもいきや、なんと4両連結。お客は殆ど載っていない。テレビ東京の撮影があるとのことで特別に増結したらしい。それより、この列車には、アテンダント(というそうだ)の若い女性が乗って、津軽弁で色々説明をしてくれ、カメラのシャッターを押してくれる。説明は標準語の東北弁だそうだが、確かに生粋の津軽弁ではさっぱり意味がわからない。又車内販売の中年の販売員の口上が間又いい。二回り目にはお酒も「この先のバスの中でどうですか」「おみやげに石炭の形のお菓子はどうか」「スルメは早く焼かないと駅に着いてしまいます」などと楽しい。あっという間に終点津軽中里駅に到着。


駅名表示板も面白い

僅か15分しか乗らなかったけど、雪の里山の中を、ちびっと酒を楽しんで、隣の人からスルメを分けてもらい、ほっこり楽しい時間を過ごせた。
東北弁はなんとも温かい響きがする。本日はバス、ロープウエイ、電車、と乗り物ずくめの旅だったが、冬雪の中ではこんな物だろう。

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