所用、と言っても大した用事ではないが、があって、久しぶりに東京に出かけた。好天が続きこの日も快晴であった。
掛川を過ぎても富士山が見えない。どうしたのだろうとちょっぴりヤキモキしていたら、新富士で見えた!相変わらず優美な姿であったが、水蒸気の多いこの季節、白っぽく霞む五月の空に溶け込むように浮かんでいた。
五月晴れというのは、秋の空のようにくっきりはっきりとしたものでなく、春らしく朧に霞む中、モノを柔らかく包み込むような風情の空なんだと改めて認識。
山頂の雪も大分溶けてきたが、ゆったりと裾野を引く姿は誠に優美である。満足して東京に向かった。
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