今回の地球一周の旅の最初の訪問地はトルコであった。
トルコは親日国、ベリーダンス、トルコ風呂、絨毯の国などとして知られるが、実は遺跡の豊富な国でもある。ギリシャ、イタリアも顔負けである。
6/14 イスタンブール→イズミール→パムッカレ
イスタンブール空港は雑然としていた。ビルの中も、外の空港内も。アラブ系の
人が多い。やはりイスラム圏内だ。ストールを巻いた女性が多い。さすが時間に
ルーズで、ごくふつうに7;00発の飛行機が7:25分発となる。
機内朝食はパス。紅茶のみ頂く。飛行機は満席、座席は一番前の席。関空ーイス
タンブールも一番前の席であったが、ガラガラなので、席の移動は自由だったが
今回はそうは行かない。食器の片付けは早い。関空からの便でもそうだった、トルコ航空の伝
統だろうか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/5a/070907a6b6dcdcceb71c7a4b3544eb5f.jpg)
ガイドのセナムさん なかなかの美人
ドライバーのユノスさん 愛妻家でもある
イズミールの空港で現地ツアーガイドと落ち合う。セナムさん、ドライバーはユノスさ
ん。眉の濃いトルコ人らしい顔立ちだ。セナムさんはアンカラ、ユノスさんはカッ
パドキアに住むという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/9f/3b08e3355fd4bcea053c4af9a0ca9df8.jpg)
エフェスの遺跡入口
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/30/58274c77561db5ac16e852cfa89dd9fb.jpg)
小集会所
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/e3/fc57da7f3a638e1bd0028ccedd15ef16.jpg)
エフェスに入るとき、街の中でコウノトリが営巣しているのを見た。大きな鳥で
ある。遺跡みたいな柱のてっぺんに巣を作っている。
エフェスはBC10世紀頃イオニア人により作られた港町。イエスの母マリアが生まれ、暮
らした町。聖ヨハネ巡礼の地。1500人収容の小劇場へ、前がアゴラ(市場)
になっていた。遺跡の中に大きな道キュレッタ通りが走り、傍らにアドリアヌス
の泉跡がある。反対側にモザイクに彩られた道が残る。金持ちの家が並ぶ町並み
の前だ。絨毯の代わりらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/1c/8a18d1b5d9e2386bebce426c1a4d4820.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/a7/3d6abb8135e2f77d7373f2099b931f9f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/ca/f43ad240fe0e4df07423b865bd16f71c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/42/e1010a68a3ff5407520bd14c32a04c31.jpg)
ニケのレリーフ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/bb/e1d1f306d98830fa026ad293dce3af05.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/ce/4aa71eb73f229ac93caee80d6e7e90cd.jpg)
図書館前のヘラクレスの門
キュレッタ通りの突き当たりが図書館跡、かなり復元された前景がそびえる。羊
皮紙、パピルスなどの本が一万冊所蔵されていたという。当時の本の価値から言
えば、ものすごい量の財産だ。当時エジプト、トルコの図書館に続き世界第三位
の蔵書数を誇っていたという。ドイツが復旧工事に力を化していた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/7e/e260b5f5a23930874ce777011bae22e5.jpg)
トラヤヌスの泉
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/c6/f3489141de02b9f6dfa868f73810aaf2.jpg)
公娼館跡
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/04/a26117eb04befe4ce09e3269e95db1cc.jpg)
公衆トイレ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/d7/a948a8164ebdde94a9bac344815885fd.jpg)
大理石通り
図書館の前が公娼館、ここはお金のある人が通い、お金んのない人は図書館に来
たという。「家貧しくして孝士出ず」である。細かい部屋が沢山あったので公娼
館だったらしい。横手のアゴラ後を通り抜けると、大劇場。25000人収容。
エフェスの総人口15万人だそうだから、満員の場合は6人に一人が集まった勘
定だ。この劇場のすぐ下まで海が来ていたらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/86/b6955bbda46a004608b7b68a89299448.jpg)
有名な図書館跡
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/f3/9f533524d5b6f9c7a797571449401df9.jpg)
図書館跡横の門
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/16/5e467a9d7f114b807d7f4bf7419ad207.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/16/5e467a9d7f114b807d7f4bf7419ad207.jpg)
大劇場
エフェス見学が終わって、時間が少し余ったので、近くのアルテミス神殿跡へ。
何か撮影をしていた。古代衣装の人が柱の遺跡の根元で赤白青黄色の旗を振り回
している。カメラを構えた人がその十人ほどの人に何か指示を与えている。観光
ポスター用の撮影であろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/b3/1053cb324391b37eae5859c6a867575f.jpg)
アルテミス神殿後のシンボルの柱 コウノトリの巣がてっぺんにある
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/37/dff4be9887421ebb7856301b612b9250.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/32/583e9674f8d6831b31e239a4ecaefb59.jpg)
撮影用の群舞
セナムさん、ユノスさんから聞いた簡単なトルコ語
マルハバーこんにちは
ユレギュレーさようなら
テシュキュレル(tesekkurler)ーありがとう
レッゼッフル(lezzefli)ーおいしい
昼ごはんはサラダのバッフェ、薄焼き野菜パリっとしたチヂミ、シシケバブ(牛
串)サフランライス、デザート(すももとケーキ)チャイ。それにビール(8T
L)
そこから200キロ走りヒエロポリス、パムッカレへ。車中うとうととする。
ひえろポリスが中心。山の斜面に展開する5キロ四方ほどの宏大な遺跡。ヒエロ
ポリスとは「神聖な街」の意。紀元前3世紀、ローマ時代に栄えた。エフェスと
同時代に栄えた。大劇場はエフェスより小さいが、いまも使われている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/ac/15e8de32246f06f5923a1dbc90c9c49b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/b7/e554a883555a32ee3e12cd60b8737118.jpg)
大劇場 直接民主制の名残か
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/e8/fef8348d160f3661f6292dc5ea2acb3e.jpg)
草原の中に走る温泉を引いた石の道
昔から温泉地で山からお湯を引いていた。導水路あとが残る。エジプトのアフロ
デイテが皮膚病の治療にこの地の温泉を訪ね、治したという。アフロデイテの湯
跡が残る。今も温泉(35度程度)のプール(池といったほうが良いか)が観光
客で賑わい、近くに足湯もある。プールの入場料は25TL程。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/08/deb6c9651f9c093a415f329f2f930eb5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/67/6937616f31674490f74a1ca11abfbbef.jpg)
温泉プール
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/22/2f3cca3273040f3f8dd4bf1005f57f8c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/bb/091b01dfc3eccd0d492f8f2e29c49e28.jpg)
ネグロポリス ローマ門
遠くの糸杉の林が、ネグロポリス。そこにはローマ門や公衆トイレ跡が残るがな
んといってもお墓の跡が壮大だ。盗掘にあって石棺、石室は傷つけられているが、
その量は膨大である。
プールからネグロポリスまで片道2キロ、シャトルバス2TLだが客がいないの
で4人揃うまで待て、でなければ8TLだと運転手が言う。さすが商売人だ。
OKして乗り込む。この運転手が色々説明してくれる。バスを一度も降りずに説
明を聞いてネグロポリス見学は済んだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/88/57108edafd1b62755047fc42dc132bae.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/fe/f21f255231de0717e3927df6a46da7e0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/08/6f0ca2a2961c25e186146bcaad0cde0d.jpg)
その後、博物館横を通り、ガイドブックで紹介されている、石灰棚の奇景へ。靴
を脱いで棚の中へ。真っ白な棚と青色の温泉が逆光に輝く。足下は思ったよりヌ
ルヌルしていない。陽光燦々の中で暫し解放される。時刻は5時半を回ったが、
気温は全く下がらない。微風のなか気持ちよく歩く。ここは石灰棚よりヒエロポ
リス遺跡跡が主で、政府の発掘復旧作業が進んでいる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/20/53e5fce553984aa5659c314149fec6f8.jpg)
ヒエロポリスに別れを告げホテルへ
今日のホテルは遺跡のすぐ下のTRIPOLIS。温泉も、プールもあるが、残
念ながら水着を置いてきたので、一日の汗はシャワーで流した。タオル、バスタ
ブは行き届いてはいない。
このホテルのロケーションは最高だ。屋外のプールサイドから見上げると、山の中腹の石灰棚が氷河のように真っ白に見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/ac/e5b5bd1a26e3aaf3a7fed87415e922fb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/d6/094b6c5f63985bcae53267b922090ad0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/85/6ad833ea0811ebcd20baa8aa6585e13e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/fe/dadfb839f7b9fabd8d7689cfae4040d8.jpg)
レストラン。夕食はバッフェ。やはり取り過ぎ。セノムさんユノスさんと一緒だ。
プールサイドの屋外のテーブル。中国人、日本人の団体客。エレクトーンの弾き
語りの歌手の歌声が気持ちよく響く。ワインを一本取り、皆で飲む。
セナムさんは一児の母。6歳の男の子。写真を見たが可愛い。ユノスさんは子供
はないが妻帯者だ。
少々時差ぼけもあり、早々にダウン。明日は700キロの行程だそうな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/09/1336b0f22d7d2d0d8c1a383982732616.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/5e/49e74a0322fd0c764719feb56c254637.jpg)
トルコは親日国、ベリーダンス、トルコ風呂、絨毯の国などとして知られるが、実は遺跡の豊富な国でもある。ギリシャ、イタリアも顔負けである。
6/14 イスタンブール→イズミール→パムッカレ
イスタンブール空港は雑然としていた。ビルの中も、外の空港内も。アラブ系の
人が多い。やはりイスラム圏内だ。ストールを巻いた女性が多い。さすが時間に
ルーズで、ごくふつうに7;00発の飛行機が7:25分発となる。
機内朝食はパス。紅茶のみ頂く。飛行機は満席、座席は一番前の席。関空ーイス
タンブールも一番前の席であったが、ガラガラなので、席の移動は自由だったが
今回はそうは行かない。食器の片付けは早い。関空からの便でもそうだった、トルコ航空の伝
統だろうか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/5a/070907a6b6dcdcceb71c7a4b3544eb5f.jpg)
ガイドのセナムさん なかなかの美人
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/c3/6c3859335366677e567ffc888584edc8.jpg)
イズミールの空港で現地ツアーガイドと落ち合う。セナムさん、ドライバーはユノスさ
ん。眉の濃いトルコ人らしい顔立ちだ。セナムさんはアンカラ、ユノスさんはカッ
パドキアに住むという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/9f/3b08e3355fd4bcea053c4af9a0ca9df8.jpg)
エフェスの遺跡入口
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/30/58274c77561db5ac16e852cfa89dd9fb.jpg)
小集会所
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/e3/fc57da7f3a638e1bd0028ccedd15ef16.jpg)
エフェスに入るとき、街の中でコウノトリが営巣しているのを見た。大きな鳥で
ある。遺跡みたいな柱のてっぺんに巣を作っている。
エフェスはBC10世紀頃イオニア人により作られた港町。イエスの母マリアが生まれ、暮
らした町。聖ヨハネ巡礼の地。1500人収容の小劇場へ、前がアゴラ(市場)
になっていた。遺跡の中に大きな道キュレッタ通りが走り、傍らにアドリアヌス
の泉跡がある。反対側にモザイクに彩られた道が残る。金持ちの家が並ぶ町並み
の前だ。絨毯の代わりらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/1c/8a18d1b5d9e2386bebce426c1a4d4820.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/a7/3d6abb8135e2f77d7373f2099b931f9f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/ca/f43ad240fe0e4df07423b865bd16f71c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/42/e1010a68a3ff5407520bd14c32a04c31.jpg)
ニケのレリーフ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/bb/e1d1f306d98830fa026ad293dce3af05.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/ce/4aa71eb73f229ac93caee80d6e7e90cd.jpg)
図書館前のヘラクレスの門
キュレッタ通りの突き当たりが図書館跡、かなり復元された前景がそびえる。羊
皮紙、パピルスなどの本が一万冊所蔵されていたという。当時の本の価値から言
えば、ものすごい量の財産だ。当時エジプト、トルコの図書館に続き世界第三位
の蔵書数を誇っていたという。ドイツが復旧工事に力を化していた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/7e/e260b5f5a23930874ce777011bae22e5.jpg)
トラヤヌスの泉
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/c6/f3489141de02b9f6dfa868f73810aaf2.jpg)
公娼館跡
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/04/a26117eb04befe4ce09e3269e95db1cc.jpg)
公衆トイレ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/d7/a948a8164ebdde94a9bac344815885fd.jpg)
大理石通り
図書館の前が公娼館、ここはお金のある人が通い、お金んのない人は図書館に来
たという。「家貧しくして孝士出ず」である。細かい部屋が沢山あったので公娼
館だったらしい。横手のアゴラ後を通り抜けると、大劇場。25000人収容。
エフェスの総人口15万人だそうだから、満員の場合は6人に一人が集まった勘
定だ。この劇場のすぐ下まで海が来ていたらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/86/b6955bbda46a004608b7b68a89299448.jpg)
有名な図書館跡
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/f3/9f533524d5b6f9c7a797571449401df9.jpg)
図書館跡横の門
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/16/5e467a9d7f114b807d7f4bf7419ad207.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/16/5e467a9d7f114b807d7f4bf7419ad207.jpg)
大劇場
エフェス見学が終わって、時間が少し余ったので、近くのアルテミス神殿跡へ。
何か撮影をしていた。古代衣装の人が柱の遺跡の根元で赤白青黄色の旗を振り回
している。カメラを構えた人がその十人ほどの人に何か指示を与えている。観光
ポスター用の撮影であろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/b3/1053cb324391b37eae5859c6a867575f.jpg)
アルテミス神殿後のシンボルの柱 コウノトリの巣がてっぺんにある
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/37/dff4be9887421ebb7856301b612b9250.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/32/583e9674f8d6831b31e239a4ecaefb59.jpg)
撮影用の群舞
セナムさん、ユノスさんから聞いた簡単なトルコ語
マルハバーこんにちは
ユレギュレーさようなら
テシュキュレル(tesekkurler)ーありがとう
レッゼッフル(lezzefli)ーおいしい
昼ごはんはサラダのバッフェ、薄焼き野菜パリっとしたチヂミ、シシケバブ(牛
串)サフランライス、デザート(すももとケーキ)チャイ。それにビール(8T
L)
そこから200キロ走りヒエロポリス、パムッカレへ。車中うとうととする。
ひえろポリスが中心。山の斜面に展開する5キロ四方ほどの宏大な遺跡。ヒエロ
ポリスとは「神聖な街」の意。紀元前3世紀、ローマ時代に栄えた。エフェスと
同時代に栄えた。大劇場はエフェスより小さいが、いまも使われている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/ac/15e8de32246f06f5923a1dbc90c9c49b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/b7/e554a883555a32ee3e12cd60b8737118.jpg)
大劇場 直接民主制の名残か
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/e8/fef8348d160f3661f6292dc5ea2acb3e.jpg)
草原の中に走る温泉を引いた石の道
昔から温泉地で山からお湯を引いていた。導水路あとが残る。エジプトのアフロ
デイテが皮膚病の治療にこの地の温泉を訪ね、治したという。アフロデイテの湯
跡が残る。今も温泉(35度程度)のプール(池といったほうが良いか)が観光
客で賑わい、近くに足湯もある。プールの入場料は25TL程。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/08/deb6c9651f9c093a415f329f2f930eb5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/67/6937616f31674490f74a1ca11abfbbef.jpg)
温泉プール
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/22/2f3cca3273040f3f8dd4bf1005f57f8c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/bb/091b01dfc3eccd0d492f8f2e29c49e28.jpg)
ネグロポリス ローマ門
遠くの糸杉の林が、ネグロポリス。そこにはローマ門や公衆トイレ跡が残るがな
んといってもお墓の跡が壮大だ。盗掘にあって石棺、石室は傷つけられているが、
その量は膨大である。
プールからネグロポリスまで片道2キロ、シャトルバス2TLだが客がいないの
で4人揃うまで待て、でなければ8TLだと運転手が言う。さすが商売人だ。
OKして乗り込む。この運転手が色々説明してくれる。バスを一度も降りずに説
明を聞いてネグロポリス見学は済んだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/88/57108edafd1b62755047fc42dc132bae.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/fe/f21f255231de0717e3927df6a46da7e0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/08/6f0ca2a2961c25e186146bcaad0cde0d.jpg)
その後、博物館横を通り、ガイドブックで紹介されている、石灰棚の奇景へ。靴
を脱いで棚の中へ。真っ白な棚と青色の温泉が逆光に輝く。足下は思ったよりヌ
ルヌルしていない。陽光燦々の中で暫し解放される。時刻は5時半を回ったが、
気温は全く下がらない。微風のなか気持ちよく歩く。ここは石灰棚よりヒエロポ
リス遺跡跡が主で、政府の発掘復旧作業が進んでいる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/20/53e5fce553984aa5659c314149fec6f8.jpg)
ヒエロポリスに別れを告げホテルへ
今日のホテルは遺跡のすぐ下のTRIPOLIS。温泉も、プールもあるが、残
念ながら水着を置いてきたので、一日の汗はシャワーで流した。タオル、バスタ
ブは行き届いてはいない。
このホテルのロケーションは最高だ。屋外のプールサイドから見上げると、山の中腹の石灰棚が氷河のように真っ白に見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/ac/e5b5bd1a26e3aaf3a7fed87415e922fb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/d6/094b6c5f63985bcae53267b922090ad0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/85/6ad833ea0811ebcd20baa8aa6585e13e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/fe/dadfb839f7b9fabd8d7689cfae4040d8.jpg)
レストラン。夕食はバッフェ。やはり取り過ぎ。セノムさんユノスさんと一緒だ。
プールサイドの屋外のテーブル。中国人、日本人の団体客。エレクトーンの弾き
語りの歌手の歌声が気持ちよく響く。ワインを一本取り、皆で飲む。
セナムさんは一児の母。6歳の男の子。写真を見たが可愛い。ユノスさんは子供
はないが妻帯者だ。
少々時差ぼけもあり、早々にダウン。明日は700キロの行程だそうな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/09/1336b0f22d7d2d0d8c1a383982732616.jpg)
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