普通の公園
紫の幟旗がはためく
幟に細かい説明が
公園内に掲示してある高札
気温が下がり、風も出てきた1月中旬、物好きにも安兵衛公園目指して散歩してきた。予想通り二の橋からすぐの公園に、紫の幟旗がはためく。テニスコート2~3面分の広さの中規模公園。きれいな洗面所と遊具が2、3種類ある、ごく普通の公園だ。
公園の片隅に高札が立っており、それに堀部安兵衛との関連が書いてある。安兵衛の生涯は講談で聞いたような気がするが、新潟県新発田(越後藩新発田)の中山家で生まれた安兵衛は、高田馬場での仇討ち助太刀の大立ち回りで有名になり、浅野家家臣堀部弥兵衛に見込まれ婿養子になる。
この地では長江長左衛門と称して剣術道場を開き 吉良邸討ち入りの機会を伺っていた。元禄15年12月15日明暁雪の中、ここも含め3箇所に集結した赤穂浪士47名は吉良邸へと向かった。
吉良邸とは2~30分の近場である。その夜はおそらく興奮冷めやらぬ状況だったのだろう。迎え撃った吉良藩の武士も20人の戦死者が出たという、激戦であった。芝居や講談はおそらく相当な脚色がされたであろうが、松の廊下の刃傷沙汰、吉良邸への仇討ち討ち入りは事実としてあったのだろう。
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