遅いことは猫でもやる

まずは昔メールした内容をひっぱってきて練習...
更新は猫以下の頻度です。

見舞客

2007-11-26 15:43:40 | 雑感


体調が回復してきたので、お客様との行事「信貴山参拝」に参加した。
(その話は次にします)こうして、紅葉の地を訪れる幸せをかみ締めた。

入院中は皆さんに心配をかけないようにと会社の一部を除いて極秘にしておいた。
五体満足なので、いたって退屈でしたが、時間が十分あるのに、難しい本を読む
気が起きない。経営書、歴史書などを大量に持ち込んだのだが、手がでない。家
内に図書館で借りてきてもらった、高杉良、幸田真音、浅田次郎、林真理子の小
説、東海林さだお、見舞いに頂いた「中学生ホームレス」などの軽い本ばかり読
んだ。

極秘にしていても、どこからか話は漏れるものである。少しづつお見舞い客が増
えてしまった。退屈気味だから、お見舞いは嬉しい。
「働き過ぎだからいい休養だよ」「神様がくれた休暇だと思え」「一病息災」
「これを黄信号だと思い十分注意をするように」「この際わがままになれ」「く
れぐれも無理をするな」などと親切なアドバイスを沢山貰った。
一方、創業者の方からは、「まだあと20年は一緒にゴルフをやるつもりだから
早く直せ」「お前は殺しても死なないやつだから大丈夫」などと励まして貰った。
 どちらも嬉しい。人の親切が心に響いた。家内も本当になにくれとなく、心配
りをしてくれた。家族も東京から駆けつけてくれた。良い人たちに囲まれた私は
幸せ者である。とはいえ、入院はもうしたくない。健康が何よりである。

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