遅いことは猫でもやる

まずは昔メールした内容をひっぱってきて練習...
更新は猫以下の頻度です。

旅日記 イギリス/ロンドン(3) 民主主義の殿堂

2010-09-26 17:21:13 | 行ってきました

国会議事堂は意外にも民主主義というより、権威を大事にするところだった。

7/10(土) 家内の調子が本調子でないので、朝少しゴロゴロとして過ごし、
10時過ぎ朝食。10:30には正確に友人がホテルに迎えに来てくれる。

本日は国会議事堂の見学の予定。途中シャツ専門店を4店ほど周り、家内は気に
入ったのがあったらしく数点購入。都会らしく、専門店が多く、品揃えも豊富だ。


公園には日陰を作る大きな木が茂り、水鳥が遊ぶ


官公庁(外務省関係?)


例によって公園を横切り昨日入れなかった議事堂へ。入場券売り場は別にあり、
ウエストミンスター寺院と同じくシニア割引があるのが嬉しい。9£程。時間指
定があり、12:45分までは一時間ほどあるので、近くのパブで昼食。スパイ
シーフィッシュとポテトを注文。朝食が遅かったせいか食欲がわかない。

本日は夏休みに入って初めての土曜日。しかも明日は、アシックス/ロンドン1
0kmマラソンがあるせいか、人が一層多く出ている。交差点は学生、生徒でいっ
ぱいだ。


クロムウェルの像


物々しい警備

昼食を終えいよいよ入場。手荷物チェックは空港並みの厳しさ。入門カードも一
人ひとり写真撮影をして作成。案内人も常に人数確認をしてせつめいをおこなう
ものものしさだ。


エントランスホール

それにしても豪華な作りである(残念ながら場内撮影禁止)。ウエストミンスター
宮殿と言われるのも納得。この建物への入場は大きな教会のようで700年前の
にできた木製の大伽藍、ステンドグラスの大窓。各部屋には胸像、全身像、肖像
画、宗教画、戦争図、など数々の美麗な彫刻、絵画で飾られている。特に上院は
女王が列席するせいかあるいは貴族院のせいかとにかく豪華。貴族、金持ちが国
家の一大事に戦費などを寄付する役割を果たしている。

主要な王様の肖像画、凝った天井、手の込んだ彫刻が、各部屋で絢爛豪華にずら
りと迎えてくれる。

いよいよ議場へ。上院には王座もあり、各席赤い革張りで豪華な感じである。対
して下院は緑のストレートな椅子。議長、書記、閣僚席の椅子は、英連邦各国
(オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、アフリカなど)からの寄付だそ
うだ。イギリスの最盛期には地球の52%を英連邦が占めていたというからすご
い。下院議場入り口にはチャーチル、サッチャーなどの全身像が飾ってある。

民主主義のお手本と言われた英国議会がこれほど貴族色が強いことに驚いた。
仲々面白かった。議事堂前で友人たちと別れ、ホースガード前を通って歩いてホ
テルへ。


ホースガード前でサービスする衛兵

本日はW杯3位決定戦。夕食は近所のスーパーでサンドウィッチ、寿司を調達し
て、TV観戦。独ーウルグアイー独と逆転また逆転の好勝負。3-2の充実した
試合だった。昼も夜も大満足の一日。




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