新しい年が始まった。東京に出てきて知りあいが少ないせいもあり、静かで穏やかなお正月である。来し方を振り返ってみると多くの方々に支えて頂いた。自分では何もできないのに、周りの方々に良くして頂いた。
家族はもちろんのことであるが、友人、知人、ビジネス関係の方々など、よくお付き合いいただいたと思う。ここまで「生きてきた」というより、「生かされて」きたといったほうがあたっているような気がする。第一私は身の回りのことすら満足にできていない。
とりあえず、今年は炊事、洗濯、掃除なども、少しずつ自分でできるようにしていきたい。明日は昨日の続きではなく、今日の努力が積み重なって来るものだとつくづく思う。昨日と同じ今日はなんと幸せなことだろうと思う。若い頃蔑んでいた「保守」は毎日のベースであったことに、やっと気付いた。
のほほんと過ごしていると、ボケ始めた頭には何も残らない。意識して過ごさないとどんどん忘却の彼方に物事が飛んでゆく。辛く寂しい高齢化である。
「めでたさも 中くらいなり おらが春」
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