10年以上も前にロータリークラブの仲間と行ったきり、の松本木曾屋に行って
きた。あめ市のついでである。
その時に食べた鯉の筒煮がうまかったという記憶を頼りに訪ねた。
暖簾をくぐると、少し暗めの店内に気分が落ち着く。囲炉裏の待合席で暫くやす
んでいると。若い男性が席へ案内してくれる。
メニューを見ると、鯉と馬肉のほかに、田楽と蕎麦も売りらしい。
田楽定食、馬刺し、鯉のうま煮、冷酒(アルプス正宗、辛口純米大吟醸)をたの
む。
まもなく、山菜のおひたしが酒とともに出てきた。出汁の醤油加減が優しい。酒
もほのかに甘みを感じるくらいの爽やかな味だ。馬刺しも旨い。肉の味が違うよ
うな気がする。
いよいよ鯉のうま煮が出てきた。真っ黒でどろりとした煮汁である。いかにも濃
い味のようだが、食べてみるとそんなに味は濃くない。鯉の臭みが無いので、味
も濃くする必要がないのだろう。酒の肴にぴったりだ。
豆腐の田楽と菜飯、澄し汁が出て食事は終わった。久しぶりの木曾屋に大満足で
あった。
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