遅いことは猫でもやる

まずは昔メールした内容をひっぱってきて練習...
更新は猫以下の頻度です。

大祭の準備

2015-12-03 00:39:25 | 雑感
    快晴 冠雪が輝く阿弥陀岳
     メドデコ置き場で

先週の土曜日、管理事務所に用事で行った際、事務所横のメドデコ置き場に法被を着た若い衆が集まっているのを発見。寒さが一段と厳しくなったこの日、来年に備えて祭りの練習をしていた。

諏訪大社の七年に一度の天下の奇祭「御柱祭」が来年催される。上社前宮、本宮、下社春宮、秋宮の4つの諏訪神社に各4本計16本の柱を立てる祭りである。候補の大木の、見立て、切り出し、山出し、町曳き、立て音柱、と手順を踏んで行う祭りは、既に山から切り出され、町曳きの出発地への移動を待つ段階である。

各神社に向けて、裸の大木に縄を掛けて街道を引っ張ってゆく。来年の4、5月位だと思うが、6年前の事ゆえ記憶が定かではない。途中、大曲り、木落し、川越しなどの見どころを経て神社に到着する。茅野市諏訪市の各町内が8本の柱を分担して受け持ち神社へ奉納する。

この祭りは、大社だけでなくこの地方の小さな神社(祠ではないかと見まごうくらいのものまで)4隅に柱を立てる風習があり、諏訪地区では殆ど一年中あちこちで祭りが行われている。

上社と下社では微妙に祭りの様子が違うが、一番は材木に角(メドデコ)を2本植えそこに人が乗って掛け声をかけて引っ張るところだ。

今日見たのは、そのメドデコへの乗り方の練習だ。なかなか綱を伝って登り切れない。木落で坂から滑り降りる際、振り落とされては危険が一気に増す。しかしまずはそこに昇らねば柱は動き始めない。来年の春までこうして練習を重ねるのだろう。メドデコの上の若衆は祭りの華である。若者頑張れ!

     町内の法被を揃えて
     昇れない。まだまだ練習が必要

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