遅いことは猫でもやる

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ペナン島

2013-12-30 12:37:12 | 雑感
フォート・コーンウオーリス
店の陛下の植樹を記すプレート


最後の訪問地ペナン島。ここはリゾート客が大半だという。まずはコーンウオリス要塞跡に。ジャッキー・チェンも出没するという海岸沿いのリゾートマンション街の外れにあるイギリス統治時代の時代の要塞。フランシス・ライト提督は人望があったらしい。
なんとなく長閑さを感じさせるこの要塞跡の近くの公園に広々とした広場がある。独立記念日や新年のカウントダウン、日本人会主催の盆踊り大会などを行うガニー広場だが、片隅に皇太子殿下(現在の今上陛下)が45年前に植樹されたミモップス・エレンギという木が育っていた。こういう記念は心和ませる。皇族はこんな具合に行幸地でどんどん植樹を行うべきだろう。
要塞入口
要塞跡
フランシス・ライト像

次に向かったのは涅槃寺。タイ仏教のお寺で30mの寝姿のお釈迦様が本尊だ。蓮の花のローソク、佛像に金箔を寄進し貼り付けるというのはタイ本国で見たことがある。背後の壁一面に縦横20cmくらいの小さなガラス扉のロッカーみたいな棚がぎっしり詰まっていた。ガラス扉には写真と生存した年、本人の名前が記されている。中には彩り豊かな陶器のツボ(骨壷)が収められている。こちらのお金持ちはこんな風に納骨をしているのだ。向かいのミャンマーの仏教寺ではこの扉のタイルに立体像の佛像が飾ってあった。
さすが多宗教国家である。この辺りには仏教寺院がいくつか重なっている。

タイ仏教寺
寝姿のお釈迦様
外部の像
ペナン最大のキリスト教会

ミャンマーのお寺本尊

ペナン州博物館。民族衣装を始め、食器などの道具や生活様式の説明など多岐に渡る展示がされていたが、それらをいちいち説明するガイドのトニー・マイド氏の博識ぶりには感心する。これで予定された観光スポットはすべて終了。あとはお定まりのショッピング、鋪石店とチョコレート工場(マレーシアはカカオの産地)などを覗いてホテルへ戻った。

バスの中で運転手がツインタワーのフォークを売ったが(本人ではなくガイドのトニーさんが9、チップのない国なのでその代わりにと思い買ったが、その旨をメンバーに知らせればもっとたくさん購入する人がいたのに残念な気がした。

ということでマレーシアの旅行は終わった。普通の国、結構住みやすそうな国であった。やはり私はアジアの人間だった。

この町並みは世界遺産だそうだ
翌朝は早朝5時空港集合で出発

森の人

2013-12-30 06:27:51 | 雑感
波止場の入り口
 連絡船

キャメロンハイランドから北へ降り、ブキッメラ(赤土の丘)へ来た。ここは米の産地だそうだ。マレーシアは8割位の食料自給率を誇っている。こういうところでも政治的にも安定できている、状況が確保されている。

 船着場

オランウータン保護島へ。ここは個人所有の保護島だそうだが、激減しているオランウータンを保護している。船に乗って島に向かう。船着場の入口近くの細長い檻に3頭の子供、しばらく鉄柵に囲まれた回廊を行くと、4頭が一緒に近づいてきた、更に奥へ行き、一番深い処近くに2頭大人のオランウータンがいた。ゆったりと木の上で過ごしたり、草の上で餌を食べている。檻の中の我々を興味深そうに眺めている。動物園なのか、人間園なのかちょっとわからない。
 見られている!

森の人という意味だそうだが、ニホンザルのようにセカセカはしていない。ここは2000年にオープンして、25頭ほどになっているという。

 海鮮中華料理店

 ズラッと並ぶ料理


ペナン島へは工業団地を通って、橋を渡り入る。人が急に多くなってきたような気がする。ペナン州は団地3000人、島内13000人ほどの賑やかなところだ。
夕食はちょっと早めだが、海鮮中華。相変わらず比較的あっさりした味付けである。ビールはここでも20RM(620円)ほど。食後ホテルに入る。海岸沿いのリゾート地にあるまずまずのホテルだ。コンドミニアムを改造したところらしく、別室に台所が付いている広い部屋だ。ホテルの向かいのコンビニで缶ビールを買ったが、結構高かった。イスラム教の国策としてアルコールの税金は高くとっているらしい。



 台所付きの別室