遅いことは猫でもやる

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古希のご祈祷

2011-04-07 08:30:43 | 雑感


厄年同年会と言う会をやっている。数え年42歳からはじめて、年二回ほどの会
合が30年近く続いている。村社の氏子を原則の範囲とし、小中学校の同級生に
呼びかけた、干支で馬と羊、昭和17年と18年生まれの男の集まりだ。現在二
十数名の団体である。

年に数回集まり、旅行に行ったり、総会を行っている。更に昔は奥様への誕生日
プレゼントやら、花見やら、をやっていた。
また、根尾の淡墨桜の苗を現地から直接購入して、市内の幼稚園、小学校、中学
校、高校、総合運動場公園などに植樹もした。全部で30校を越える処に毎年5,6
校ずつ植えてゆく活動であった。


お寺の門前に植えた淡墨桜の子供も細い花をつけて咲いている

通常こういう会はは、厄年の前年、当年、後厄年と、3年続け、活動終了とする
のだが、気の良い人達が多く、解散するのは惜しいとなり、上記のような活動で三十年近く続いた。昭和十七八会(となやかい)と称するのだが、何故かヤクザの団体名と間違われたこともある。

根尾村の助役と観光課長が訪れ、刈谷市長と苗木の交換をしたり、日本さくらの
会と山本陽子を招き、公園に植樹したり、隣町高浜市の同年会と親善ソフトボー
ル大会をやったりと、結構楽しんだ。

そのメンバーが今年70歳になるということで、古希のご祈祷を行っていただいた。
曹洞宗松秀寺の住職がこの会のメンバーである。この坊さんは全国曹洞宗青年部
の副会長も務めたこともあるしっかりした人物である。

30分にわたり丁寧にお経を上げてくれた。最後に「御敵退散」と三回ほど唱えて
いただきご祈祷は終了。

最後に「私たちは今までは自分の為に生きてきた。古希を機に周りのためになる
よう、少しでも心がけた生き方をしよう」と締めくくりの話をされた。なるほど。

会はこの後みんなで会食をし、和気藹々のうちに散会。2週間後の京都旅行に思
いを馳せて家路についた。