遅いことは猫でもやる

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旅日記 メキシコ(7) 田舎ところどころ ダニエルと

2010-12-01 11:24:38 | 行ってきました

7/21(水) 曇りー晴れ:雲の流れ早い 現地の人の案内で
家内の調子が今ひとつ良くなく、一人でダニエルと地方にあるピラミッド探索へ





朝ホテルへダニエルが迎えに来てくれる。家内は少し調子が悪く、ベッドに入っ
たまま。朝のラッシュで混雑する市内を抜け、高速道路を使い郊外へ。通行料は
日本の1/5位だ。まずカルメン教会(跡)へ。森の中にある古い教会。「獅子
の砂漠」にあるというが、一面の大木である。13世紀~16世紀(スペイン征
服後)建てられ、中庭,外庭が残されており、静かな佇まいのきれいな教会であ
る。時折結婚式が行われるという。幼稚園(小学校低学年?)の子供たちが20
人ほど団体で来ていて賑やかに騒いでいた。

ささやきの部屋

中庭

暗闇の中の通路(フラッシュで明るい)

建物の中は一部のみ公開だったが、庭の隅に会った庵では、片方の隅で角に向かっ
てささやくと、対角線上の反対側でその声が良く聞こえる。この構造が不思議だっ
た。また地下室の戒壇巡りみたいな、真っ暗闇の部屋の中を進むのも面白い。入
り口に懐中電灯売がいた。50ペソくらいだったような気がする。出口近くの壁
は紫色に光る石が美しかった。


ピラミッド群

壁画も残っている

古代の競技場跡 なんの競技だろう

次はティオティナンゴのピラミッドへ。ダニエルの車はカーナビが付いていない
ので、地図と現地の人の案内を頼りに向かう。3,4回車を止めて,道を聞いて
やっと現地到着。案内事務所から10分くらい登ったところに、いくつかのピラ
ミッドが点在する丘がある。テイオテワカンの小型版だ。頂上の平らなピラミッ
ド、競技場もあった。壁画も残っている。ダニエルは次々と案内してくれるが、
同じようなものなので途中でやめる。見晴らしの良い神殿にしても、砦にしても
良い場だが、まだ高いところが背後にあるので、砦にしては不十分か。


マリナンコの街

復元された神殿

神殿内部

ダニエルと二人で

丘からの展望

帰り道の石段

次はマリナンコのピラミッドへ。ダニエルはまた頻繁に道を尋ねる。ちょっとし
た集落へ入る。マリナンコは小さな街だが市場もあり、山が迫っている。ティオ
ティナンゴよりは観光資源としての扱いがされている。聖人サン・ミゲルの泉が
あるせいだろうか。小径の角から整備された石段を上がる。途中門があり、41
ペソ支払う。ダニエルはタダ。(大学でなにか教えているらしい)。そこから2
0分近く石段を登る。終点には復元された神殿が建っていた。横には石室がたく
さん残っていた。武士の部屋のようだ。神殿+砦の機能があったのだろう。

道路沿いのタコス屋

犬ものんびり昼寝

もう一箇所ピラミッドへ行くか?とダニエルが誘うが、疲れたのでもう十分と断る。帰途道
路脇のタコス屋でスープ、タコス、コーラを食す。75ペソ(二人分)冷えたコー
ラはなかったが、タコスの中味をを色々聞いてくれたり,娘さんはなかなか親切
だ。一路メキシコシテイへと言いたいところだが、やはり途中ところどころで道
を尋ねる。夕方のラッシュの中を渋滞に巻き込まれ6:30頃ホテル到着。部屋
へ電話するがまだ家内は調子悪そう。ラウンジでダニエルとお茶を飲む。


ダニエル夫婦

マリ・カルメン(奥さん)登場。手土産にトルティージャ(直径10cm位のかわいいも
の)をくれた。写真をとろうとしたら,ポーズを取る。熱々だ。ダニエルとメー
ルアドレスを交換し、再会を約して別れる。

明日の空港までのタクシー予約を30分繰り上げ、部屋へ戻る。
家内の調子がいまいちなので、夕食はホテル内の和食レストラン「弁慶」ですま
す。天麩羅,寿司定食、ビール。美味しかった。家内は少し元気が出たようだ。
就寝。12時近く。