先日、野生の鹿のことをこのブログに書いたら、関西の友人から「私の関与している会社で防除柵を扱っているから、情報としてパンフレットを送る」と連絡をいただいた。
反応があるのがとても嬉しい。
早速届いたので見たら、イノシシ、さる、シカの防除柵が掲載されている。高圧電流の柵で撃退する方式だ。「アニマルキラー」という商品名だが、殺すのではなく、柵に入らせない、というものである。
その他では、たぬき、アライグマ、ハクビシン、クマ、ヌートリア、なども対象だという。
確かに、これらの被害が増大しているようだ。作物を育ている農家では深刻な被害だろう。私たちは野生の動物を見て喜んでいるのだが、この人たちは真剣である。
そういえば、昨日登った猿投山にも「弁当の食べかすはお持ち帰りください。野生動物が里に近づくきっかけになります」という木札が立っていた。私たちにできるのはこんなことくらいか。