遅いことは猫でもやる

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信貴山参拝

2007-11-26 16:26:50 | 雑感
11月24日、毎年お得意様の行事で参加をしている、信貴山参拝に同道した。
快晴、温暖の天候の中、奈良法隆寺の近くの信貴山へ。

紅葉の季節であった。今年は時期は最高であるが、天候がもう一つ不順で、全山
紅葉というわけではなかった。それでもさすがにもみじは美しい。

信貴山は聖徳太子が開かれた神仏混交のお寺である。ご本尊は毘沙門天様。武勇
でお釈迦様をお守りする役割をお持ちの方である。寅にも縁がある。

東寺が総本山で、高野山や信貴山などとは人事交流がある。大乗教の流れを汲む
宗派である。対応する小乗教は「すべてを捧げるので、守って下さい」という教
義で、イスラムやオウムもこの小乗教の流れに属する。一方大乗教は、「自分は
一生懸命やるのでどうか見守っていてください」という自律心が少し強い教義で
ある。(自分はどちらに近いのであろうか?)

今回は護摩焚きを丁寧にやられた。結界を組み、四方に矢を放ち、入念に採火し
て護摩を焚き始めた。人数も計5人掛りであった。

管主さんのお話は、最近食品偽装問題が続発している。信用は築くのに少なくと
も10年はかかるが、失うのは一瞬である。「損か得か」の物差しの前に、「正
しいか正しくないか」の物差しが必要。昔は「金儲けは卑しい事だ」という基準
さえあった。人の道というのがやはり根本の基準であろう。というものであった。

難しい事でなく当たり前の事だが、大事な事である。











見舞客

2007-11-26 15:43:40 | 雑感


体調が回復してきたので、お客様との行事「信貴山参拝」に参加した。
(その話は次にします)こうして、紅葉の地を訪れる幸せをかみ締めた。

入院中は皆さんに心配をかけないようにと会社の一部を除いて極秘にしておいた。
五体満足なので、いたって退屈でしたが、時間が十分あるのに、難しい本を読む
気が起きない。経営書、歴史書などを大量に持ち込んだのだが、手がでない。家
内に図書館で借りてきてもらった、高杉良、幸田真音、浅田次郎、林真理子の小
説、東海林さだお、見舞いに頂いた「中学生ホームレス」などの軽い本ばかり読
んだ。

極秘にしていても、どこからか話は漏れるものである。少しづつお見舞い客が増
えてしまった。退屈気味だから、お見舞いは嬉しい。
「働き過ぎだからいい休養だよ」「神様がくれた休暇だと思え」「一病息災」
「これを黄信号だと思い十分注意をするように」「この際わがままになれ」「く
れぐれも無理をするな」などと親切なアドバイスを沢山貰った。
一方、創業者の方からは、「まだあと20年は一緒にゴルフをやるつもりだから
早く直せ」「お前は殺しても死なないやつだから大丈夫」などと励まして貰った。
 どちらも嬉しい。人の親切が心に響いた。家内も本当になにくれとなく、心配
りをしてくれた。家族も東京から駆けつけてくれた。良い人たちに囲まれた私は
幸せ者である。とはいえ、入院はもうしたくない。健康が何よりである。