遅いことは猫でもやる

まずは昔メールした内容をひっぱってきて練習...
更新は猫以下の頻度です。

お知らせ

Twitter で更新情報が観られます。やってる方はこちらからフォローどうぞ。
http://twitter.com/gaiki_jp

すごい桟敷

2007-07-31 19:18:44 | 家族
隅田川花火大会をご存知ですか?

「川面を渡る涼しい夜風を浴びながらの優雅な花火見物」
を想像してみて下さい。


先週の土曜日、息子たち家族の企画でその大会に参加。
街はお祭りらしく、浴衣姿の女性や男性が多かった。

5時すぎに、近所の酒屋に酒を仕入れに行ったら、
なんと冷えているビールは売り切れ!
急遽、店先で氷水に放り込んである缶ビールと、
店の中に残っていた冷えた日本酒「夏の吟醸」を購入。

つまみを買う間もなく、現場に向かった。


すると、なんと息子の嫁に街中の路地で下ろされ
「場所取りお願いします」の一言。

降ろされた道の両側にはビニールシートや、
バーベキュー用の折りたたみ机・いすのセットをもって
スタンバイしている人の群れ。

警官や町内会の役員らしき人が目を光らせている。


6時になるや否や一斉に場所取り合戦。
道路はあっという間に桟敷に早替り。この間1~2分。


日本人の組織力には感嘆する。
こちらも用意されたシートを引き、後から駆けつけたつまみ買い物軍団と合流。

その間に、空いている地面はほぼ満席。


・・・・・

15分毎に予告花火が上がった。

それでわかった。
この道路は最高の見物席だ。
丁度正面に見える。気分が盛り上がる。

しかし下から伝わってくる、この暖かい道路はどうだ。
ビールや酒がぬるくなってしまうぞ!


周りの人は家の中から持ち出した、座卓や、クーラー、
お手製のいろいろなつまみがでてくる。
その上近くの蕎麦屋から出前を取る人もいる!

こちらでは、若者が合コンもどきで盛り上がる。

下町気分最高。





7:30分いよいよ開始。

しり上がりに打ち上げが大きくなり、数も増え、
あっという間に8:30分の終了時間を迎えた。


花火もお祭りも堪能した。











偉人たちの像

2007-07-31 17:17:39 | 雑感



靖国神社正門のすぐ横、九段下に高灯篭があり
その横に維新の偉人品川弥二郎の像がある。


その横に日露戦争の総司令官大山巌の像がある。


緑の木々に囲まれ、結構良い雰囲気だ。

欧米では街の広場にこういう像があるが、
日本では公園とか橋の袂にあることが多い。


歴史に出てくる人物が多く顕彰されているのは、さすが東京である。

靖国神社

2007-07-31 13:50:37 | 雑感
せみの声が響く土曜日、靖国神社に行ってきた。

総武線市ヶ谷駅下車。
此処には防衛省もあったっけ。


靖国通りの標識。
この広い通りを軍列を作って出征兵士、学徒出陣の若い兵士が通ったのだろうか。


5.6分歩くと土塀が見えてきた。


お寺?すぐに南門。狛犬がいてやはり神社だ。
どうせなら正面から入ろうと、さらに500mくらい歩く。


正面に標識。まっすぐな筆使い。
なぜか「フリーマーケット」の青いのぼりがはためいていた。


大鳥居が靖国らしい。


その向こうに大きな像=大村益次郎の像だ。
政府軍で近代兵器を駆使して幕府軍を制圧した偉人である。
肩に鳩(生きているもの)が2.3羽とまっている。


その向こうにもう一つ大鳥居
その向こうに正殿。奥に神殿がある。
観光客、外国人が多い。境内はフリーマーケットのせいか、荘厳な感じは少ない。



遊就館へも入ってみた(入場料800円)。
言われるほど、戦争賛美をしていることはない。


しかし、やむを得ぬ戦いだった。よく戦った。という観点の展示である。

戦争の悲惨さや、第二次大戦の無謀さ、はあまり描かれていない。また日露戦争
203高地の乃木将軍の指揮、ミッドウエー海戦の南雲中将の指揮のまずさ
などは触れられていない。

戦死した人たちの鎮魂、死者に鞭打たない、という考えなのだろう。
戦争に対する、罪の意識を叩き込まれてきた私達には、少し違和感があった。