遅いことは猫でもやる

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癒しの国へナマステ ネパール紀行(1月2日)ポカラーノーダラーサランコット

2007-03-30 17:31:31 | ネパール紀行
◎軽トレッキング

今日はトレッキングの日。朝5時に目が覚める。
6時に窓の外を見るとマチャプチャリが聳えるのが見える。
天気は上々。

一応トレッキングの荷物をパッキング。
寒いのか普通なのかわからないので、
一応ダウン、雨具、着替え、懐中電灯、非常食を持参する。

ラム君8:00に来るが、事務所に行くので9:00出発とのこと。
来たときには、運転手の他に友人のハリ君を乗せていた。
一緒に行くと言う。


小型車に5人乗って出発点ノーダラへ。

マチャプチャリ、アンナプルナⅠが迫ってくる。
すごいスケールだ。大きい、高い。
ヒマラヤに来たな、とぞくぞくするような快感。満足。

9:50歩き始める




この山々と一緒のトレッキングか、とワクワクして歩き始める。
田舎の山道。ネパールに来たぞ!

埃の立つ石ゴロゴロの道。緩やかな上りの道が続く。
街道沿いの小さな泥レンガ造りの家の前でじっとこちらを見ている老人(女性)が多い。

途中「Child Care」と書いた建物の前で10数人の子供たちが
我々を見ると近づいてきた。



引率の先生みたいな人がノートを引っ張りだしてきて「寄付を」(と多分言ったとおもうが)と話しかける。
突然だし、よくわからないので「ノー」と言って通り過ぎた。
その後でも、子供や若い者がサッカー少年団へ、とか何とか言ってくるが、
それに渡すなら、あの先生に渡したほうが良かった、と後悔しながら歩く。



学校も天気がいいので、屋外授業である。



途中一箇所、ヒマラヤが見えたが、
後は反対側の斜面の道なので、山は見えず。

小型バスで途中まで来てそこからノーダラへ向けて歩くユーラシア観光の人たちもいた。
菜の花やブーゲンビリアンが咲き、段々畑がつづく。
家の前でミシンを出してなにやら縫っている人もいる。
老人、子供、女性がほとんどで、若い男の働き手がほとんどいない。

休憩していたら、ラム君の帽子が変わっている。
途中で忘れてきたらしい。ラム君のをかぶっている。

サランコットの頂が見えてきて、空にハングライダーが舞う。




近くの清潔そうなホテル「アンナプルナ・シェルパ」で昼食。
(13:00~14:00)




中国人系の主人。日本語も片言でできる。サービスが良い。
食堂にいたら、屋上でどうですかと案内され、
屋上にテーブルを出してくれた。

双眼鏡を持ってきてくれたり、
せっかくだからハングライダーをやっていきなさいよ、と勧めてくれる。

屋上からは、アンナプルナ連峰、マチャプチャリが一望の下である。




すばらしい景色、時間を忘れる。

ハングライダーの人たちが手を振っている。
インストラクターと二人乗りでいる人もいた。
昼食はモモ、チャウメン(スープつき)、エベレストビール。



そこから20分ほど歩いて、サランコットの丘のふもとの小さなホテル
「トップビューレストラン&ロッジ」

2005年創立、清潔そうな小さなホテルである。




明日のハングライダーを予約しに少し下まで降りて
帰り道、手織りのテーブルクロス(1000るルピー)、
ホテルの前でストール2枚(850)を買う。

いずれも女性が売り手。商売上手、駆け引き上手である。

サランコットの丘まで登っていったが、入場料がいるとのことで、
どうせ明日、日の出を見に来るので、引返してくる。

ホテルの屋上で夕暮れの村を見る。

段々畑の続く村では子供たちが遊び、牛、ヤギ、鶏が放し飼いされている。
50年前の日本の風景だ。

人々は夕靄の中、暮れかかった畦道を列を作って家路につく。
とても懐かしい気持ちだ。癒される。(写真12)



夜、一階の寒い食堂での食事。
一人旅の山口の井上さんとお客は三人。
井上さんのガイドとポーター、ラム君とハリ君、計7人。
モモ、チャウメン、ピザ(パン)トマトスープ(一応オーダーである)

ラム君たちは例のカレーセットみたいなものだ。
山口さんのガイドたちは器用に手で食事をしている。

山口さんを誘って、ホットウイスキーを一緒に飲んだ。
この人はフルマラソンをやるくらいの元気な人だ。


9:00就寝。暖房が入り部屋は暖かい。