権助の冒険

ノンセクションでぼちぼちと。

「砂漠の鬼将軍」

2020-12-13 09:44:06 | 映画

砂漠の鬼将軍」、地味に良い映画に出会った。
ただこのタイトル(邦題)は派手な戦車戦映画を連想させて下心が見え見え。
実態はWWⅡのドイツの英雄ロンメル元帥がヒトラー暗殺事件の後始末で自決を強要されるまでを力強く描いている。「ワルキューレ」を知っていればより面白く観れると思う。
ヒトラー暗殺を扱った映画(部分的にも)は面白いのが多数有り、これもその中の一つ。
将軍たちの夜」「ワルキューレ」「荒鷲の要塞」「ヒトラー暗殺、13分の誤算」等々。

〔内容〕
 “砂漠の狐”と異名をとった独軍アフリカ方面司令官ロンメル元帥は、戦況不利となっても強硬策を主張するヒットラーの横暴さを許せず、彼を暗殺する計画に加担。
だが、計画は不成功に終わり、ロンメルも主謀者の一員として反逆罪に問われる……。

主役のジェームズ・メーソンは知ってる役者さんではあったが、どちらかと言うと脇役で渋く光っていた様な感じだったが、このロンメル元帥役は見事。
米国戦争映画が描くドイツ軍の高官はキリッとしたキャラクターで描くことが多くて、なぜかファンになってしまう。

なお50年程前に田宮模型が発売していたパンサー突撃砲戦車「ヤークト・パンサー」はロンメル戦車と言う名前だった。実際にこういうニックネームが付いていたかどうかは知らないが、今でも時々耳にする。


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