権助の冒険

ノンセクションでぼちぼちと。

「バンド・ワゴン」

2021-01-17 08:56:08 | 映画

年末録ダメ映画「バンド・ワゴン」、これも初見ながら面白かった。
ジーン・ケリーが「力強さ」とするとフレッド・アステアは「優雅」、いつの間にかダンス・シーンを退屈と思わなくなった、これも寄る年波のせいかも。
雨に唄えば」はトーキ映画製作の舞台裏を見せてくれるが、こちらは舞台ミュージカルの裏側を見せてくれる。
この映画のヒロインは「雨に唄えば」で見かけた様な気がする、ちょっと気になった。
(記憶に間違い無ければ、空想シーンで主人公を誘惑する艶やかな女性役だった様な)

〔内容〕
アステアの落ち目ダンサーが再び成功を目指すという、バック・ステージものだが、彼が共演するのが新進バレリーナのS・チャリシー。彼女がまたぐっとモダンな女の子で、往年の伊達男も戸惑うことばかり。しかし、彼は生来の粋人(そう、まるでアステアその人なのだ)、次第に彼女のハートを射止め、一度は失敗した舞台も自分達で創り変え、新たな成功を収める。
(出典:全洋画オンライン)

フレッド・アステアと言う俳優は超大御所らしいが、リアルタイムの映画館で観たのはただ一度「タワーリング・インフェルノ」の冴えない初老の男役。
1950年代は絶頂期だと思うがやはりその風采は冴えたもんじゃ無い、が、ミュージカル映画では抜群の輝きを放つこれが役者(エンターティナー?)と言うものか。


この映画は削除しないで良かった。


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