多分高校生の頃だと思う、NHKの番宣で「プリズナーNo.6」を見て、それからもう夢中。
このドラマは、優秀な米国のTVドラマシリーズが氾濫していた時代ながらいまだ憧れのTVドラマであり続ける。
全16話と比較的短いシリーズで、尻切れトンボみたいな終わり方が余計に物議(結末の解釈をめぐる議論)を巻き起こした様だ。
これまで、物心ついてから「逃亡者」「タイムトンネル」「0011ナポレオンソロ」「プリズナーNo.6」「宇宙家族ロビンソン」「宇宙大作戦」「コロンボ」「ドクター刑事クインシー」「ルーツ」等々(順不動で記憶のまま)いろいろと面白いシリーズと付き合ってきたが、「プリズナーNo.6」がやはり一押し。
その理由は明白で、本格的なSF風スパイスリラー風不条理劇、ちょうど「2001年宇宙の旅」を何回か見返してみても良く分からんけど妙に印象に残って名作だ、みたいな感じかな。
さて、プリズナーNo.6、これが放映されたのは中学生の頃か高校生か、ともかく1960年代後半、この当時は録画なんか出来なかったから眠くて(午後10時放映だったので) 見逃したことも何回かあった。
落ち着いて全話を見たのは有料TVで放映したのをビデオテープに録ってもらった約10年前。 整理すると今から50年前に夢中になって、10年前に全話初めて見て、今でもダントツ一位のシリーズと言うことか。
このシリーズの主演のパトリック・マッグハーン、ともかく恰好が良くて、「北極潜航大作戦」、「ブレイブハート」「アルカトラズからの脱出」「コロンボ(祝砲の挽歌)」等々で大好きな役者となった。
どこかで再放送してくれないかな、無料で。
SFMV-THE PRISONER THEME STEREO(プリズナーNO6)