「モンク」、以前BS2で時々見ていて面白い刑事ドラマとは思っていたが、こんどツタヤで最初からまとめてみたら本当に面白い。
先ず主人公のエイドリアン・モンク、この人の性格と言うかキャラクターが良くねられていて、アシスタントのシャローナ(典型的なアメリカ女性と勝手に思ってるけども)との掛け合いが絶妙。
さすがにアメリカのTVシリーズは質が高い、日本や韓国のはおよびもつかない。
アメリカの刑事ドラマといえば「コロンボ」、「コジャック」、探偵物なら「ロックフォード」等々秀逸なシリーズ(他にも多数あるが思いつかない)あり、かつてはリアルタイム(もちろん日本の)で楽しんだ。
このシリーズは「コロンボ」の様な面白さがある、ドラマの冒頭で殺人事件が起こり犯人がある程度分かるが、例のコンビの掛け合い漫才で犯人像が段々とはっきりしてくる。しかも主人公は精神的に病んでいて、アシスタント無しでは何もできない、でもアシスタントとは異性関係になく奇妙な友情で結ばれている。
主人公を演じるトニー・シャルーブなる俳優、ハリウッド映画ではときどき悪役として見る、このシリーズが出世作とのことで何より。なお、吹き替えで見ているが、我国の声優たちもなかなか良い仕事をしている。
NHKは優秀な海外ドラマを放映してくれて「モンク」もその一つ。
この時期放映していたのは「魔術師マーリン」「華麗なるペテン師たち」、ともに面白くて好きだった。
そもそもNHKの海外ドラマには、40年以上も前にあの「プリズナーNo.6」があった。