ブラ・フォーつながりで、ディック・フォリーとテリー・ローバというブラフォーOBのコンビのCDを買ったら、これがいける。この二人、グループを抜けてからついでにコンビを組んでCDを出したりコンサートをしたりしていたらしい。
詳しくは知らないけれども、1995年頃にディックがグループから抜けて替わりに入ったのがテリー、そのテリーも2004年頃?に抜けたらしいから、発展的脱退だっかもしれない。
で、このCDはタイトルが「Sing it again」(もう一度歌うよ!)、まさしく過去のブラファーやらフォークの名曲をギター2本で見事に歌いあげていて、ブラ・フォーファンには大受けする内容。
(さすがに「グリーン・フィールズ」と「アラモ」は無い)
とりわけ表題の「みのりの牧場」は25年前のブラフォーのコンサートで聞いて以来好きになった曲で、日本ではこれまであまり聞かなかった。 調べてみると元は南部の民謡でウッディ・ガスリーが広めたとのこと。(多分詩もつけたんだろうと思う)),
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, ウッディ・ガスリー(オリジナル) → 「wgpastures_of_plenty.mp3」をダウンロード
ハリー・ベラフォンテ → 「hbelapastures_of_plenty.mp3」をダウンロード
ジュリー・フェリックス → 「juliefelixpastures_of_plenty.mp3」をダウンロード
ブラ・フォー(1080年代後半) → 「b4pastures_of_plenty.mp3」をダウンロード
ディックとテリー(Sing it again) → 「DT-pasture01.mp3」をダウンロード
これは間奏も素晴らしいのでおまけ → 「DT-pasture02.mp3」をダウンロード
この歌のさびは「♪ チリとともに来て風とともに去って行く~」という下りで、貧しい移動農民の時代背景、スタインベックの「怒りの葡萄」を連想させる。 詩が引っかかる歌というのが時々あって、この歌はまさしくそれ。