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和風生活 かやくごはん 

ふるまご呉服店
三重県津市上浜町2丁目62
電話(059)228-3996

静岡グルメ① 焼津のマグロ

2022年02月22日 | グルメ

▲ 焼津市の小川港から望む冬の富士山

サバ、アジをはじめ沿岸・沖合漁業による魚が揚がる小川港の仲買人たちが

運営する小川港魚河岸食堂で魚を食べてきました。

気温が10℃を下回る寒い日でしたが、そのおかげで空気が澄んで富士山が

はっきり見えました。五合目付近まで雪を抱いた見事な真冬の富士山です。

小川港の真向かいにある魚河岸食堂は7時から14時までの営業です。

年末年始以外は毎日営業しているので、漁業関係者だけでなく観光客も

訪れる食堂です。

入店は10時半過ぎ、券売機で買ってから注文するシステムです。

焼津と言えばマグロとカツオ。それと駿河湾の桜えび。

地元を代表する魚を注文しました。

▲ 南マグロ定食 ¥1,100

中トロと赤身。やはり一番おいしいです。

▲ カツオ定食 ¥850

このカツオも絶品!生姜醤油でいただきます。

▲ ネギロト丼 ¥900

▲ 桜えびかき揚げ ¥1,000

サクッと揚げたてのかき揚げ。


和装割烹着② 七緒でおなじみ

2022年02月17日 | きもの

きもの季刊誌の七緒で紹介されてから大反響で、追加生産されるほど

人気のアイテムです。

従来品はロングセラーとして昭和の名作ドラマ「肝っ玉かあさん」で

主演の京塚まさ子が着用していた白の割烹着です。それをアレンジして

季刊誌七緒と和装小物メーカー井登美のコラボによって、お洒落で

汚れが目立ちにくい紺、茜、薄墨の3色を製作しました。

シンプルなデザインながら、膝下まですっぽり覆う120㎝の着丈や

袂がしっかり収まる袖の形など、使いやすさは十分の割烹着。

生地は日清紡の三ッ桃ブロードを使用しており、ポリエステル65%

綿35%です。

じゃぶじゃぶ洗っても生地がヘタレることもなく、軽いのでたためば

持ち運びも便利なので、お茶会でのお手伝いにはもってこいです。

▲ シンプル割烹着(120㎝丈) ¥6,050 

 


和装割烹着①

2022年02月16日 | きもの

きもの姿でのお料理やお茶席での水屋仕事の大きな味方になるアイテムとして

おススメしている和装用の割烹着です。

素材はポリエステル65%、綿35%でとても着心地が良く、生地がしっかり

しているため路地の庭掃除にも重宝します。

お茶会のスタッフとして水屋のお手伝いをする時には、持っているととても

便利な必須アイテムです。

洋服の上に羽織って普段使いも可能なので、大変喜んでいただいています。

▲ ロングタイプ(120㎝丈) ¥9,900

▲ ミドルタイプ(90㎝丈) ¥9,350


綾織長井紬 セミフォーマル編

2022年02月09日 | きもの

綾織の長井紬に格調のある帯をコーディネイトして、お茶事やパーティーなど

セミフォーマルな場面での着用シーンをイメージしました。

「艶系の織物」としてきもの研究家の森田空美さんの著書で紹介されてから

新時代の晴れ着として注目されてきた織のきものです。

この商品は、山形県の長井地方で機械織りによって製作されたものなので

手織りの草木染め製品に比べるとお求めやすい価格になっています。

艶系織物の中では、八丈織の故菊池洋守さんの作品が特に注目を集め、すべてが

受注品であったことから、呉服業界関係者でも実物を目にした人はごく少数です。

今ではその作品も製作されていないことから幻の織物の一つになりました。

▲ 小葵唐華文なごや帯(長谷川織物)

焦げ茶地に有職文様の小葵文を織り出した格調高い名古屋帯です。

有職文様(ゆうそくもんよう)とは、平安時代以来の朝廷・公家社会における

衣食住の決まりごとが「有職故実(ゆうそくこじつ)」であり、

それにのっとって、衣類や調度品などに用いられたのが有職文様です。

有職文様は和風でありながら、無国籍な雰囲気をもちますが、それはその多くが

ササン朝ペルシアなどの西域に生まれ、シルクロードを通って中国経由で日本に

伝わった文様だからです。

この帯とコーディネイトすることで、よりよそ行き感が出て、少し改まった

席での着用を可能にします。

長谷川織物も廃業したので、ある意味この帯も幻の一本だといえます。


綾織長井紬 カジュアル編

2022年02月06日 | きもの

山形県の置賜地方で作られる個性豊かな絹織物を総称して置賜紬と呼びます。

米沢市、長井市、白鷹町を中心に生産される絹織物で、その歴史は江戸時代に

行財政改革を遂行して米沢藩を立て直した上杉鷹山によって、養蚕と織物業が

奨励された頃にまでさかのぼります。

特産の紅花を染料に使用した米沢紬、板締めで作られる小絣の白鷹御召、米流と

呼ばれる琉球色の強い絣柄などの長井紬とそれぞれ個性的な織物が揃います。

今回ご紹介するのは、長井地方で作られる綾織の着尺です。

規則正しい大小の格子を組み合わせた合わせた市松地紋が都会的で、洗練された

印象を醸し出しています。

美しい光沢を放つきれいな灰鼠色の織物は、今最も注目されている艶系の織物で

カジュアルとセミフォーマルいずれの装いも可能な便利なきものです。

今回は、カジュアルな装いをイメージして吉野間道のなごや帯をコーディネイト

しました。

▲ 吉野間道手織なごや帯(藤山千春)

名物裂の一つである吉野間道に長年取り組んでいる東京品川在住の染色作家である

藤山千春さんの草木染の手織り名古屋帯です。