ふるまご呉服店
三重県津市上浜町2丁目62
電話(059)228-3996
和風生活 かやくごはん
ドレッシーな小紋
飛び柄のドレッシーな小紋で地色は桜鼠。
卒業式に出席するために先日お見立てしたきものです。
式典用としてはスッキリとした柄行の付下げでもいいのですが、このお客様は初めて
自分のきものを購入される方なので、ちょっとしたお出かけに着ても仰々しくないように
今回は守備範囲の広い小紋をおススメしました。
▲ 柄のアップ画像
金で縁取られた小花文様が全体に散りばめられ、網代文様の地紋の上に
柄が浮かび上がります。
▲ コーディネイト①
帯屋捨松の延暦牡丹文様の名古屋帯で格調の高いコーディネイト
▲ コーディネイト②
藤原の宝尽くし文様の名古屋帯でキュートな組み合わせ
▲ コーディネイト③
芳彩織の葡萄唐草文様の名古屋帯でメリハリあるコーディネイト
和装教育国民推進会議 三重県支部
19日(水)和装教育国民推進会議三重県支部の定期役員会が津市のアスト津で
開催され、県内の呉服商連合会、着付け学院の関係者18名が出席しました。
平成28年度は4月以降、三重県下6地区11校の中学校でゆかた教室を開催され
今後も年度内に5校で予定が組まれています。
県内各地の中学校でゆかた教室が毎年継続されることによって、各地区の家庭科
部会ではゆかた教室の認知度が高まり、家庭科の先生が積極的に和装教育を
授業に導入するようになってきました。全国的にもゆかた教室の実施校数は
増加傾向にあり、現在に至る地道な活動がようやく結実し、中学校における和装
教育が本格化してきたといえます。
昨年度三重県では4月から10月の期間に16校2156人に着装指導しましたが
これは岐阜、京都、北海道に次いで全国で4番目に当たります。
振袖のコーディネイト②
昨日に引き続きママふり袖のコーディネイトです。
古典柄の振袖を百貨店らしいオーソドックスな取り合わせで
コーディネイトされています。
今回はお嬢様の成人式なので、現在風のスパイスを効かせた
コーディネイトを依頼されました。
色々なパターンを取り揃えて、来月帰省するご本人と一緒に
お見立てすることになりました。
振袖のコーディネイト①
来年の1月に成人式を迎える方のお母さんが来店されました。
20数年前に自分が作ってもらった振袖をお嬢様にも着せるのだそうです。
成人式が近づいてきたので、長年しまってあった振袖を箪笥から
出してみてびっくり!裏地が黄色く変色していたのです。
呉服屋としてはよくあることなのですが、その方にとっては初めて見る着物の
変色なので、慌てて電話で問い合わせをして来店に至りました。
幸い表地にはそれほどひどい汚れや変色がなかったため
きれいにクリーニングをしてからお嬢様用に新しく小物を
コーディネイトすることになりました。
雨の日用の草履
雨の日用の草履「時雨履き」の新色が仕上がってきました。
台が薄い水色で花緒と巻には白を組み合わせた上品な色合いで、訪問着や
附下を着て出かける時にも、礼装の雰囲気を損なうことがありません。
底にはゴムが貼ってありますので、雨の日の濡れた路面でも安心です。
サイズはS・M・Lで、お値段は¥15,800。
お好みの色でお作りする完全オーダーのこの草履は製作期間が2週間。
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