HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

3人と5人☆

2005年02月24日 | インディーズ
最近3ピースバンドが目につく。大好きなレミオロメンもそうだし、最近注目の「つばき」というバンドもそうだし、ストレイテナーも最近3人になった。私はこのスタイルがもっとも安定する気がする。たとえるなら俳句スタイル(笑)かな?無駄なものをなくして、最小限で大きく広く深く表現するスタイル。でも、それゆえに各自の力が必要なわけで、責任も重大だ。だからか個々に実力のあるバンドが多い。遠い昔UKで活躍したバンド「THE JAM」も3ピースバンドで、彼らはすごくかっこよかった。そう今も現役でかっこいいポール・ウエラーのいたバンド。オアシスの兄弟も彼が好きだよね。ニルヴァーナもそうだし、グーグードールズもREMもそうだ。あの申し訳ないけど、日本の昔の3ピースバンド、たとえばアリスとかアルフィーとか・・・私は興味ありませんし、私の指す3ピース枠の対象外です。すいません。ファンの方・・・。

一方で5人組というとなんか人数が多い気がするよね。でも、5人いても各自がしっかり独立して力があるバンドは大所帯って気がしないから不思議だ。私の愛するバンド「SIAM SHADE」がそうだった。5人が5人とも実力がある。ボーカルの栄喜くんのパフォーマンスはすごくかっこいいし、それこそステージをフルに活用できる人だし、ギターのDAITAくんはそのテクニックのすばらしさと音の温かさはもう一人でも十分観客を楽しませる力があった。ベースのナッチンもそのベースのパフォーマンスが逞しかったし、ドラムの淳士くんも安心して全身を委ねられる感じの力強く、テクニックのあふれたドラミングだった。そしてもう一人のギタリストでボーカルもとる一馬くん。彼は解散後、ビビアンとガンダムシードの曲をやってかなり上のチャートに入っていたから案外そこで知った人が多いのかもしれない。でも、DAITAくんという超速弾きテクニシャンのギタリストとやっていても、しっかり彼の個性を出せるギタリストで、しかも実家がダンススクールだけあって身のこなしがダンサブル・・・ゆえに不思議な雰囲気をステージにもたらすんだよね。しかもピンでボーカルできる人でSIAMの曲には彼のボーカルが主なものもあるんだから、やはり実力派。そしてこのバンドは皆が曲を書けたんだ。すごいことだよね。でも、中にはこれとは反対に5人は多すぎない?って感じさせるぐらい役割のはっきりしてないバンドもある。ステージ観ていて、なんで5人もいるの?かえってバンド力を半減させているよって思うバンドもいる。だから人数が多いバンドはふつう以上にいろいろ考えないといけないんだろうな。たとえばステージでの立ち位置からも・・・そうそう昨日観たライブの中に大所帯のバンドがいたけど、横並びに5人がいて「ちょっとそりゃ、学芸会だろう」とつっこみ入れたくなった(笑)私の好きなインディーズバンドのChairも5人だけど、ここはもともと4人でそこにキーボードさんを加えて5人になった経緯がある分、なぜに5人になったかの理由があるんだよね。だからしっかり各自のポジショニングができているし、最近富みにそのキーボード効果を発揮している。これからますます楽しみだ。

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