HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

SONORITY

2011年09月19日 | インディーズ
RIDDLEは約5年前に出会ったバンド。
エモ系のロックあるいはメロディックパンクに
ジャンル分けされていた。

彼らのライブはその5年前に見て以来
まだ見ていない。その時にたくさんお話した
ベーシストさんが脱退してしまって
それからなんとなく遠のいてしまった。

私は双子のボーカルさんとドラマーさんと
お話はしたことがないんだけれど
ギターのShuheiさんとは少しだけ
お話したことがある。

私は彼のギターがすっごく好きなんだ。
それで彼が聴いて来たバンドとか
聴いたらSIAM SHADEって言ってて。
あ~やっぱりって思ったんだ。
だって、DAITAさんの遺伝子がそこに
あったんだもの。

今まで彼らはメロディックパンクだと
なぜか勝手にそのジャンル分けを
素直に受けとめていた。まったく
疑いも無く、実際彼らの出るイベントも
そういうバンドが集められたのが
多かったし。


でも、今回のアルバムを聴いてやっと気がついた。
彼らはそんな小さなジャンルでくくってしまったら
ダメなバンドだっていうこと。
もちろん、そういうタイプの曲もあるけれど
それより、もっとハードロック色が強い。
というかSIAM SHADEっぽい感じの曲が結構ある。

もちろん、全体的にRIDDLEだってすぐわかる
独特のメロディが溢れているんだけれど
そこかしこにかっこいいギターワークが
施されていて、ほんと惚れ惚れしちゃうんだ。

ドラミングもこれはハードロック系だろうって
思っちゃう。パンクとはちょっと違う感じ。

「SIREN」っていう曲なんて
ほんとSIAM SHADEっぽくて
なんかある意味泣きそうになる。

こういうバンドがここにいるんだ!って。

SIAM SHADEっていっときヴィジュアル系に
ジャンル分けされたけれど、ここにもあてはまらないし
他の日本のロックにもあてはまらなくて
音楽雑誌にもなかなかとりあげてもらいにくい
バンドだったと思う。ギグスとかほんの一部の
ギター系雑誌ではとりあげられていたけれど。

確かにこの間サマソニで見たガゼットの
演奏は素晴らしかったし、ビジュアル系は
演奏は確かなバンドが多いし、歌もうまい人が
多い。彼らが化粧とっちゃったら
ハードロックバンドになるのにな~って
あの衣装っぽい服を変えたらなぁ~って
思うけれど、逆にこのRIDDLEは
別に彼ら自身をどうこうする必要は
ないけれど、彼らはガゼットとかとも
ふつうに対バンできる音楽性があると
思うし、栄喜さんのひきいるDETROXや
ex-イエローモンキーのヒーセのバンドとかとも
いっしょにできるバンドだと思う。
まあ、そこと繋がるきっかけがなかなか
まだ無いのかもしれないけれど、
パンク系ばかりじゃなくて、別の場所でも
やってみたら、もっともっと上へ行けるんじゃないかな。

きっと自分たちのファンはこういう人たちだけって
思っているんだろうな。もっと彼らの
音楽を受け入れてくれるファンがいる場所が他にも
あると思う。

だから、どんどんいろんなイベントに
積極に参加して、彼らならではの音楽を
見せつけてやってほしい。

演奏も安心して聴けるし
初期に比べて日本語詩の歌も増えたし
その歌詞も素敵だし。
突抜感とか浄化感があるのがRIDDLEの歌だよね。

それにしても
Shuheiさんのギターの音色にほんとに
溶けそうになる。

もっともっと成功してもいいバンドだと思うから
絶対に自分たちを信じてやっていって欲しいと
アルバムを何度も聴きながら思った。

あと、英語詩より日本語詩の方が
いいかもしれない。逆にメロディックパンク系は
英語詩が多いから、そこを日本語を乗せてやることで
そのジャンルでも個性が出てくる気もする。

とにかく、枠をはずして進めば
きっと新しい世界が広がるはず。

そんなことを勝手に思う
ただの音楽バカのたわごと。





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