実家の 奥の部屋に 和箪笥が 4棹あって、、、
そこには 亡き祖母の 着物や帯が 25年以上の年月 放置されておりました。
いつか 片づけなくては、、、って 思っていたのですが、、、
誰も いま直ぐ 着る着物でもないし、、、いつかは 着るでしょう~と
処分するのは いつか、、、ね、、、と 思いながら~
たぶん 祖母が その着物を 着なくなってから 30年以上の歳月が 経ってしまいました。
昨日は 母と妹と そのお友達の 呉服のプロに来ていただいて
女4人で ほぼ一日がかりで 古い着物を 選別しました。
①処分する着物・帯
②人にあげたり 売ったりできそうな物
③私たち孫や曾孫が 着るであろう物
古い呉服を 売る際には 滲みや 色落ちがあっては 売れないそうなので
まず そこを 一枚一枚 畳紙からだして 襟元のチェック。
たいてい ここで 滲み発見です!!
帯も 日焼けした跡や 正面部分に 必ず滲みが・・・↓
祖母のしていた 帯や 好きで良く着ていた 着物・・・
懐かしさと思い出で 手が止まりますが、、、そこは プロのいうことをきいて
分別 選別、、、もくもく 作業を続けます~
埃と 黴と 和服の臭いが 部屋じゅう充満しています。
これは 私が 十三詣りの時に 作っていただいた 着物。
写真では わかりにくいでしょうが 滲みだらけです!!
姪っ子達も 着たようですし 写真も残っているので(白黒ですが。。。)
十分 お役目を果たしたということで さようなら!!ですね。
これは 私が お仕舞を習っていた時の 袴です。(小学2~3年の時です)
これも 滲みだらけ…捨てるのに 忍びないのですが、、、
持っていても おそらく もう 誰も着ませんよね~
この写真は 舞台に立って 立派に舞っている 幼い日の私です。
この写真も モノクロですね~(時代を 感じます)
写真と おぼろげな記憶に 残っていれば もう 現物は要らないのですよね~
本当に 何枚も 何十 いや 百枚単位で 捨てました。
和箪笥 3棹が 空に なりました。
もう少し 早くから 処分をしておけば こんな思いをしなくて 済んだのに~
洋服や 着物は 本当に勿体ないですね・・・
いくら 高価でも サイズや 好みがあるし 汚れたら 売り物にもならないし、、、
その点を考えても 貴金属はいいです!飽きたら 溶かして またリフォームできます。
強欲な私は 祖母の指輪や 祖父のネクタイピン 二人の結婚指輪等々
何一つ 1gたりとも 無駄にせず 彫金教室で 溶かし 新しい命を与えて
作品にして 愛用し 日々 使い続けています~
何回も 言っていますが 彫金は 無駄のない 趣味です!
昨日は 大好きな お着物 たくさん 捨ててごめんなさい・・・と
仏壇に 手を合わせて 報告しておきました。きっと許してくれるでしょう!!