6月17日(月)晴れ【老老介護記 母親を大切にする訳】
今日の夕飯で病院通いは、明日の朝食を除けば、最後です。明日はいよいよ退院です。今日は一日、持参した食事をみな食べてくれました。家に帰ってきたら点滴はありませんから、なんでも少しは食べられないと、最初から、命終の時を自宅で過ごす、ということになってしまいますから、それではあまりに母にとっても私にとっても寂しいことです。今日のようによく食べてくれますと、お寺に帰ってからしばらく猫のルナとも楽しめますし、自宅生活を楽しんでくれる時間を持ってもらえるでしょう。
持参した玄米クリーム(豆乳、梅肉エキス、梅干しの黒焼き、ハチミツ入り)も、本葛粉を牛乳で溶いたスープ等、もっと欲しいというくらいに食べてくれました。
車を運転しながら、「私はお母ちゃんを随分大事にするけれど、なぜだろう」と自問しました。パッと頭に浮かんだのは、「私にとって私は宝物、宝物を生んでくれた人だから」と自答が浮かびました。ちょっと歯の浮いたような答えですが、なかなか面白い答えです。
明日からいよいよ自宅介護が始まります。
眠くなりましたので、おやすみなさい。