6月7日(金)曇りのち雨【老老介護記 自宅介護】
今日は、フジコ・ヘミングさんのコンサートがすみだトリフォニーホールでありました。昨年から楽しみにしていました。しかし、残念ながら、母に三食の食事つくりと食事の介助をしていますので、母とともに過ごす時間も少ないようですから、諦めまして、知人に譲りました。かつて武道館の時も、たぶんお通夜でしたか、ぶつかってしまい、このチケットも友人に差し上げた次第です。
さて、母は、病院で出される食事は全く喉を通らなくなってしまったようで、口から出してしまいます。嚥下の力がなくなっているようです。そこで、私は、玄米クリームという裏ごしをしたレシピを中心に、ロイヤルゼリードリンクというドリンクと混ぜたり、玄米お粥の重湯を、クリームとは別に煮て、それに混ぜたり、酵素を混ぜたり工夫しまして、飲み込めるようにしています。吸い飲みを使う方が、スプーンよりもうまくいきます。50ミリリットルくらいを食べさせるのに、30分以上かかります。持参した食事を食べてもらえるのには、一時間もかかってしまいます。
一日に三度、病院に通うのは、さすがに疲れます。面会時間の終わりの夜の8時までいて、帰路につくときは、運転していても眠気が出てしまうほど疲れています。一日8時間以上、母上のために時間が流れますので、学ぶ時間がほとんどありません。講義は目前だというのに、どうしましょう。
しかし、このまま、病院で、母を死なせたくない、と思っています。なんとか、自宅介護できないかと思っています。看取りを自宅でしたいと思っています。以前からのケアマネージャーさんに相談したり、病院側にも、申し入れしてみました。病院側はそれを推奨していますし、大変協力的です。
来週、一日だけお試ししてみることになりました。バルーンをはずして、自力でお小水をだす力があるか、見てくれるそうです。なんといっても一番の問題は、トイレ問題です。点滴もできればしないで、口から食べてもらえるようにできればと願っています。
はたして、私に自宅介護ができるかどうかの瀬戸際です。(眠くなりましたので、この辺で)
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