3月29日(土)曇り寒い【ご苦労様 銀杏の木】
境内の銀杏の木を伐らせてもらいました。上の部分はかなり傷みがひどく、幹から枝が剥離しているような感じで、昨年並みの台風に襲われたら、おそらく飛ばされてしまうだろうという懸念がありました。
櫻の木は、昨年かなり枝が飛びまして、あやうく隣家の屋根をこわしそうになりましたので、昨年から、銀杏の木に伐らせてもらうことを、お願いしてきました。できれば新しい葉が出てこなければ有難いと思っていました。植木屋さんのご都合がついたので、新しい葉が出てこないうちに、上の部分だけ伐らせてもらいました。伐る前には、お酒をあげたり、きちんとご挨拶をして、伐らせてもらいました。
このお寺を落雷から守ってきてくれた銀杏です。やはり焦げたような部分がありましたので、おそらく落雷を受けてくれたのではないかと、植木屋さんの言葉です。また、かなり腐っていたようです。
根から伐ることは、今回はしませんで、なんとか半分残ってもらいました。落雷除けにはならないでしょうが、鳥たちの止まり木として、しばらく頑張ってくれるのではないでしょうか。
人間の縁は、簡単には切れませんが、自由に飛び立ってもらうほうが良い場合もあるでしょう。お互いのために。
#銀杏の木を伐る