函館市に、このような名前の町があります。
(場所はこちら)
なかなかインパクトのある地名だけど、この表記を見て真っ先に思い浮かぶのは、やはり、俳優の時任三郎さんではないかと思われます。
そこで問題。
「函館市にある『時任町』とは、俳優の時任三郎(敬称略)とは何の関係もない。○か×か?」
まあ、こんな風に来られると、○だったら問題にならないでしょってところだけど、正解は、「直接関係はないけれど、全く関係がないとも言い切れない」という、だったら○×にするなよと言いたくなるような、非常に微妙なところなのです。
どういうことかと言うと、この「時任町」という地名は、1882年、開拓使の廃止により設置された函館県の県令となり、1883年には、「北海共同競馬会社」という、函館における競馬開催を目的とする会社の設立に関わるなど、函館の競馬ファンにとっては絶対押さえておきたい人物である「時任為基(ときとう・ためもと)」に由来するものなのだけど、実はこの時任為基は、時任三郎さんの祖先なのだそうです。
もっとも、「祖先」というだけで、具体的にどのような関係なのかは、Wikipediaにもそれ以外のサイトにも載っていないのだけど、あまり複雑だったら「祖先・子孫」とは言わないはずなので、直系か、直系ではないとしても、さほど複雑ではないということになるのかなと、勝手ながら考えてしまいます。
時任三郎さんね・・・、最近は「過保護のカホコ」(日本テレビ)に出てらしたけど、私にとっては、89年から90年にかけて大ヒットした、リゲインのテーマソング「勇気のしるし」が一番印象的。
(注:シンガーとしての名前は、「牛若丸三郎太」というものでした)
当時、曲が大ヒットしただけでなく「24時間戦えますか」というフレーズも大流行したけれど、これまた勝手ながら思うのだが、あのフレーズも、当時だから流行語として受け入れられたのであって、今だったら、社会問題になっている長時間労働を美化するとか助長するとかって批判が出てこないとも限らないような気が・・・。
まあ、私は当時大好きでカラオケでも歌ってたから、今も聴けば心が躍りますけどね。
えっ、そういう理由で、わざわざ「時任町24」の写真を撮ったのって?
いえ、これは全くの偶然です。撮ってから気が付きました。