冒険記第2弾、鳥取編です。
5月2日(水)、朝8時に松江を出て、JRで米子へ移動し、鳥取での冒険が始まりました。
Task3 妖怪の町

まずはこの写真。これは、米子駅の0番ホーム、境港方面への列車のホームなんだけど、
このホームは、知る人ぞ知る「霊番ホーム」という通称があるのだ。
何故かと言うと、境港市は、「ゲゲゲの鬼太郎」で知られる作家、水木しげる氏の故郷であり、
それに因んで、米子~境港間の全ての駅には、それぞれ妖怪の名前の別名が付けられていて、
(例えば、米子駅は「ねずみ男駅」、境港駅は「鬼太郎駅」といった具合)
そのことと、「0=ぜろ=れい」という響きにひっかけて、「霊番ホーム」という通称がついているのである。

米子~境港間は、普通列車で約45分。ガタゴトと列車に揺られ、終点に辿り着くと、
迎えてくれたのは、写真のような、妖怪のモニュメントの数々。
写真は鬼太郎のモニュメントだけど、このように、町のメインストリートに、
所狭しと妖怪の小さなモニュメントが飾られていて、通称「水木しげるロード」と呼ばれているのである。

これは、そんな「水木しげるロード」の一角にあった施設。
ここでは、鬼太郎や妖怪関連グッズの販売をやっていて、私も、こんなプレシャスをゲットしてきた。

入浴剤なんだけど、左の「血池地獄の湯」は、その名のとおり、お湯を真っ赤に染めて、
烏龍茶と唐辛子エキスで発汗を促進させる作用が強く、実際に使ってみると、
なるほど普段と比べて、温まり方が違うと感じた。
Task4 天守閣遥か
境港の次は、米子へ戻っての市内散策。
向かったのは、米子駅から徒歩15分ほどの所にある「米子城跡」
と言っても、石垣がわずかに残っている程度で、言われなければ城跡とはわからない雰囲気であるのだが、
それでも、険しい山道を登ること約20分。写真のような雄大な眺めを堪能することができた。

本当は、汗をかいてしまったので長く休みたかったんだけど、どこに潜んでいたのか、
蜂が何匹か姿を現したので、気付かれないように、ゆっくりと山頂を後にした。
城跡の次は、米子のメインストリート散策。
米子は県内第2の都市であるが、市街地は大変整然と整備されていて、大きな店やアーケード街もあり、
なかなか落ち着いた雰囲気を醸し出していたのが印象的だった。
この日のミッションはこれにて終了。夕方の普通列車で、一路鳥取市へと向かった。
Task5 砂の都
5月3日(木)。
鳥取市へ来たからには、そう、今回最大のミッションである、砂丘アタックの敢行である。
JR鳥取駅前から、市内の名所を巡るバスに乗ること30分。辿り着いた先は・・・。

今までテレビや写真でしか見たことがなかったけれど、この雄大な景色は、見ていて本当に圧倒されてしまった。
ここで、周りの人達が靴を脱いでいるのを見て、私もそのまま裸足に。
勿論、砂が靴に入るのを防ぐ目的もあるのだが、私の場合、それよりも、
「土の上を裸足で走り回って遊ぶこと」
という誓いを励行する意味合いの方が大きかったりして・・・。
注:これは、「帰ってきたウルトラマン」の最終回で、ウルトラの国へ帰るウルトラマンに向かって、
次郎少年が叫んだ「ウルトラ5つの誓い」の1つ。先の「ウルトラマンメビウス」でも引用されていた。

これは、通称「馬の背」と呼ばれる急な坂。
別に、無理してここを行かなくても、回り道すれば緩やかな坂もあるのだが、
ここを避けては冒険者失格との思いを強くした私は、迷うことなくアタックした。

そしてこれが、登頂後に上から撮った写真。
なかなかの急斜面であることがおわかりいただけるかと思う。
その後は、海に近い方も含めて砂丘をぐるっと一回りした後、近くの民芸品店でいくつかお土産を買い、砂丘を後にした。
砂丘で得たプレシャス、それは、土産品ではなく、この雄大な景色そのものであったと言えよう。
Task6 カレーと城下町
砂丘の後は、市街地へ戻って昼食。
実は、鳥取県民は、カレールウの購入量が全国1位なんだそうで、そのため、鳥取市内にもカレーの有名店が数多くあるのだが、
私が行ったのは、友人に勧めてもらった、「ベニ屋」というお店。
カツカレーが美味しいそうなので、数日前から「揚げ物断ち」をしてこの日に備えていたのだが、噂どおり、なかなかの美味でした。
これは、本当にオススメです。
(詳しくはこちら)
http://gourmet.yahoo.co.jp/0005397436/M0031000817/
昼食の後は市内散策。まず立ち寄ったのが、「わらべ館」という、昔の玩具や童謡に関する資料を展示している施設。

これが、その「わらべ館」。
中では、昔のヒーロー物(ウルトラマン、仮面ライダー、勿論戦隊も)の玩具や、
懐かしい童謡に関する資料が多数展示されていて、私も結構長い時間見入ってしまっていた。
展示の他にも、玩具や童謡のCD、テープなどの販売コーナーもあって、特に目を引いたのが、昔のヒーローのお面の販売コーナー。
中でも、「科学戦隊ダイナマン」の「ダイナピンク」のお面が10枚近く売られていて、思わずビックリしてしまった。

次に向かったのが、わらべ館から徒歩5分ほどの「鳥取城跡」と、構内にある「仁風閣」という重要文化財。
鳥取氏は、水戸徳川家の系譜である池田氏の城下町として繁栄を極めた街で、
下の「仁風閣」は、そんな池田氏第14代、仲博公の別邸として建てられた物で、現在の物になってから今年でちょうど100年とのこと。
中には、当時の皇太子殿下が来訪された際の宿泊施設やなども残されていて、改めて、歴史の深さと重みを感じさせられた。

大変落ち着ける場所だったので、本当はもっと長くいたかったのだが、この日は再び米子に戻る行程で、
ぼちぼち列車の時間も近づいてきたので、名残惜しくはあったが、鳥取市内でのミッションはこれにて終了。
思い出という名のプレシャスをゲットして、一路米子へと向かった。
エピローグ
翌4日(金)は、朝のJRで再び松江に戻り、出雲空港から羽田経由で夜に帯広着。
途中羽田で3時間ほど待ち時間があったので、空港内で友人と会い、旅の土産話などに花を咲かせてきた。
ということで、駆け足になってしまったけど、今回の冒険記は「これにて一件コンプリート!」。
また新たな冒険を目指し、「北の冒険者」は行動を開始したいと思います。
えっ、「旅」を「冒険」とした経緯はどうなったのって?
すみません。長くなってしまったので、後日改めて書きます。(今週中には必ず)
5月2日(水)、朝8時に松江を出て、JRで米子へ移動し、鳥取での冒険が始まりました。
Task3 妖怪の町

まずはこの写真。これは、米子駅の0番ホーム、境港方面への列車のホームなんだけど、
このホームは、知る人ぞ知る「霊番ホーム」という通称があるのだ。
何故かと言うと、境港市は、「ゲゲゲの鬼太郎」で知られる作家、水木しげる氏の故郷であり、
それに因んで、米子~境港間の全ての駅には、それぞれ妖怪の名前の別名が付けられていて、
(例えば、米子駅は「ねずみ男駅」、境港駅は「鬼太郎駅」といった具合)
そのことと、「0=ぜろ=れい」という響きにひっかけて、「霊番ホーム」という通称がついているのである。

米子~境港間は、普通列車で約45分。ガタゴトと列車に揺られ、終点に辿り着くと、
迎えてくれたのは、写真のような、妖怪のモニュメントの数々。
写真は鬼太郎のモニュメントだけど、このように、町のメインストリートに、
所狭しと妖怪の小さなモニュメントが飾られていて、通称「水木しげるロード」と呼ばれているのである。

これは、そんな「水木しげるロード」の一角にあった施設。
ここでは、鬼太郎や妖怪関連グッズの販売をやっていて、私も、こんなプレシャスをゲットしてきた。

入浴剤なんだけど、左の「血池地獄の湯」は、その名のとおり、お湯を真っ赤に染めて、
烏龍茶と唐辛子エキスで発汗を促進させる作用が強く、実際に使ってみると、
なるほど普段と比べて、温まり方が違うと感じた。
Task4 天守閣遥か
境港の次は、米子へ戻っての市内散策。
向かったのは、米子駅から徒歩15分ほどの所にある「米子城跡」
と言っても、石垣がわずかに残っている程度で、言われなければ城跡とはわからない雰囲気であるのだが、
それでも、険しい山道を登ること約20分。写真のような雄大な眺めを堪能することができた。

本当は、汗をかいてしまったので長く休みたかったんだけど、どこに潜んでいたのか、
蜂が何匹か姿を現したので、気付かれないように、ゆっくりと山頂を後にした。
城跡の次は、米子のメインストリート散策。
米子は県内第2の都市であるが、市街地は大変整然と整備されていて、大きな店やアーケード街もあり、
なかなか落ち着いた雰囲気を醸し出していたのが印象的だった。
この日のミッションはこれにて終了。夕方の普通列車で、一路鳥取市へと向かった。
Task5 砂の都
5月3日(木)。
鳥取市へ来たからには、そう、今回最大のミッションである、砂丘アタックの敢行である。
JR鳥取駅前から、市内の名所を巡るバスに乗ること30分。辿り着いた先は・・・。

今までテレビや写真でしか見たことがなかったけれど、この雄大な景色は、見ていて本当に圧倒されてしまった。
ここで、周りの人達が靴を脱いでいるのを見て、私もそのまま裸足に。
勿論、砂が靴に入るのを防ぐ目的もあるのだが、私の場合、それよりも、
「土の上を裸足で走り回って遊ぶこと」
という誓いを励行する意味合いの方が大きかったりして・・・。
注:これは、「帰ってきたウルトラマン」の最終回で、ウルトラの国へ帰るウルトラマンに向かって、
次郎少年が叫んだ「ウルトラ5つの誓い」の1つ。先の「ウルトラマンメビウス」でも引用されていた。

これは、通称「馬の背」と呼ばれる急な坂。
別に、無理してここを行かなくても、回り道すれば緩やかな坂もあるのだが、
ここを避けては冒険者失格との思いを強くした私は、迷うことなくアタックした。

そしてこれが、登頂後に上から撮った写真。
なかなかの急斜面であることがおわかりいただけるかと思う。
その後は、海に近い方も含めて砂丘をぐるっと一回りした後、近くの民芸品店でいくつかお土産を買い、砂丘を後にした。
砂丘で得たプレシャス、それは、土産品ではなく、この雄大な景色そのものであったと言えよう。
Task6 カレーと城下町
砂丘の後は、市街地へ戻って昼食。
実は、鳥取県民は、カレールウの購入量が全国1位なんだそうで、そのため、鳥取市内にもカレーの有名店が数多くあるのだが、
私が行ったのは、友人に勧めてもらった、「ベニ屋」というお店。
カツカレーが美味しいそうなので、数日前から「揚げ物断ち」をしてこの日に備えていたのだが、噂どおり、なかなかの美味でした。
これは、本当にオススメです。
(詳しくはこちら)
http://gourmet.yahoo.co.jp/0005397436/M0031000817/
昼食の後は市内散策。まず立ち寄ったのが、「わらべ館」という、昔の玩具や童謡に関する資料を展示している施設。

これが、その「わらべ館」。
中では、昔のヒーロー物(ウルトラマン、仮面ライダー、勿論戦隊も)の玩具や、
懐かしい童謡に関する資料が多数展示されていて、私も結構長い時間見入ってしまっていた。
展示の他にも、玩具や童謡のCD、テープなどの販売コーナーもあって、特に目を引いたのが、昔のヒーローのお面の販売コーナー。
中でも、「科学戦隊ダイナマン」の「ダイナピンク」のお面が10枚近く売られていて、思わずビックリしてしまった。

次に向かったのが、わらべ館から徒歩5分ほどの「鳥取城跡」と、構内にある「仁風閣」という重要文化財。
鳥取氏は、水戸徳川家の系譜である池田氏の城下町として繁栄を極めた街で、
下の「仁風閣」は、そんな池田氏第14代、仲博公の別邸として建てられた物で、現在の物になってから今年でちょうど100年とのこと。
中には、当時の皇太子殿下が来訪された際の宿泊施設やなども残されていて、改めて、歴史の深さと重みを感じさせられた。

大変落ち着ける場所だったので、本当はもっと長くいたかったのだが、この日は再び米子に戻る行程で、
ぼちぼち列車の時間も近づいてきたので、名残惜しくはあったが、鳥取市内でのミッションはこれにて終了。
思い出という名のプレシャスをゲットして、一路米子へと向かった。
エピローグ
翌4日(金)は、朝のJRで再び松江に戻り、出雲空港から羽田経由で夜に帯広着。
途中羽田で3時間ほど待ち時間があったので、空港内で友人と会い、旅の土産話などに花を咲かせてきた。
ということで、駆け足になってしまったけど、今回の冒険記は「これにて一件コンプリート!」。
また新たな冒険を目指し、「北の冒険者」は行動を開始したいと思います。
えっ、「旅」を「冒険」とした経緯はどうなったのって?
すみません。長くなってしまったので、後日改めて書きます。(今週中には必ず)
私も登り降りしていますが、転んで転がってしまいそうになった思い出ぐらいでしょうか(照)
日本全国制覇したら海外に旅に転向へ?
『妖怪風呂』のパッケージ、堪りませんねぇ(笑)。
ぜひ手に取ってみたいっ…というワケで、
折をみて私も境港方面へ出掛けたいと思います。
脱力系スポットが、私を呼んでいる!?
海外進出の予定は今のところありません。
多分、全国制覇したら、今度は2週目に入ると思います。
いつもありがとうございます。
「妖怪風呂」は、なかなか快適でしたよ。
限られた数ですけど、バスタイムを思いっきり満喫できるアイテムです。
なんだけど、パッケージを見たら、製造元は金沢市の会社なんだとか。
何か、見ちゃいけないものを見てしまったような感じです・・・。
次回帰省された際には境港探索のレポも楽しみにお待ちしています。
0番ホームの写真からもわかるとおり、鳥取に電車はありません。(上に電線がないし)列車のみです~。
ベニ屋はカツカレーも良いですが、私はプレーンな普通のカレーがオススメです。
あと一年中食べられる「インドミルク」というカキ氷も。これはココアシロップにコンデンスミルクをかけた、チョコレート風味のカキ氷でとっても美味です☆
鳥取砂丘は幼稚園から高校まで、毎年遠足にいってました。そうそう、「馬の背」をズザザーっと降りてって海を見に行ったりして。上りが一苦労で、靴の中が砂だらけになりながらもえっちらおっちらと坂をあがりましたよ。
ところで鳥取駅で「ふろしき饅頭」はご賞味されました?日持ちしないのでお土産には不向きですが、素朴な味わいがとっても美味です☆
頂いたコメントを読んで、思わずPCの前で「しまった!」と叫んでしまいました。
大変申し訳ございません。以前オススメいただいたのに失念してしまってました。(平謝)
帯広のデパートで、山陰物産展でも開催されるのを期待するしかありませんね。
「ベニ屋」は「インドミルク」もなかなか美味しそうですよね。
ガイドブックで見て、興味をそそられました。
悔やまれるなあ「ふろしき饅頭」・・・。
物産展、開催されますように・・・