北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
(C)ナナマガラー All Rights Reserved.

懐かしき

2020-03-19 19:35:28 | 釧路&釧根地方

 

釧路駅前の北大通にある、閉鎖されて久しい建物。

外観から、デパート(百貨店)であることが分かるように思います。

 

 

ここは、「丸ト北村」という百貨店でした。

明治39年(1906年)に呉服店として開業し、昭和42年(1967年)に百貨店形態となりましたが、平成12年(2002年)2月末に閉店し、建物がそのまま残っているということです。

平成12年かあ・・・、私、釧路に住む前の平成3年(1991年)、8年(1996年)、10年(1998年)に旅行で来ていて、北大通も歩いているのだけど、ここは入った記憶がないです。

閉店されて今年で20年、この建物は・・・どうするんでしょうね。

(「丸ト北村」のあった場所はこちら

 

 

釧路市内にあったデパートというと、かつての「丸井今井」の前身である「丸三鶴屋」が有名だけど、写真のマンションの場所には、かつて「くしろデパート」というデパートがありました。

昭和39年(1964年)に、「平和市場」という市場の小売商が結集して開店させたデパートで、開店の4年前に施行されていた「防災街区法」に基づき、中心街の建物を木造からRC造に転換する流れが進む中、このデパートの誕生が、釧路市中心部の建物の不燃化、高層化の足掛かりになったとされています。

最盛期には、屋上に観覧車やゴーカートなどの遊戯施設もあり、多くの客で賑わいましたが、平成2年に「ファッションスクエアKOM」と名称が変更され、平成18年(2006年)8月に閉店となりました。

「くしろデパート」のことは知りませんが、「KOM」は知っています。

「KOM」に隣接して、「山下書店」という書店があり、前回住んでいたときは何度も足を運びました。

当時は、この「山下書店」の他、丸井今井にも書店があり、北大通でも書店が充実していたのが懐かしいです。

(この場所はこちら

 

 

ここからは、私自身にとって懐かしい場所。

写真の建物には、かつて、「ミュージックショップ国原」が入っており、ここもよく通いました。

当時は、CDというと「玉光堂」派だったけど、釧路では郊外に行かないとないので、平日の仕事帰りには、この店で何度かCDを買ったものでした。

(この場所はこちら

 

 

 

現在は「北海道銀行」や「釧路市中央図書館」が入っている大型ビル。

ここには、「ベスト電器」が入っていました。

平成3年の冬に初めて一人で釧路に来たときにも立ち寄っていましたが、前回住んでいたときもよく通っていて、特に、平成14年(2002年)7月、PCのウィルス感染を起こしてしまったときは、本当にお世話になりました。

それだけに、一昨年久しぶりに釧路に来てここを通ったときは、ちょっと衝撃でした。

(この場所はこちら

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« リニューアル | トップ | 販売延長希望 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (KAZU)
2020-03-19 21:31:01
懐かしい!!
さっきコメント書いていて思い出せなくてやめましたが
丸ト北村は札幌で言う池内的のもっと低い中高年の客層でした。
私はデコレーターをしていた時に釧路デパートやオリエンタルプラザなどやってました。
その後は丸三鶴屋内のDCブティックで働いていた頃が一番華やいでいたバブルの年代でした。
山下書店も懐かしいです!
あの地下には泉屋や数軒の飲食店も入っていましたよ。
今はどこもすっかり面影もなくなってきて・・・
昭和の古き良き時代
思い出してちょっと寂しくもあります
返信する
そうでしたか! (ナナマガラー)
2020-03-20 07:26:16
KAZU様

北大通で勤務されていたことがあったのですね。
往時の北大通の賑わいは、写真や映像でしか知りませんが、バブル期も相当なものだったのでしょうね。
デコレーターさんのお仕事もさぞお忙しかったのではないですか?
私は札幌でしたが、週末や祝日には、中心部にあるデパートで買い物をするのが市民の大きな楽しみであり、娯楽と言ってもよかった時代をギリギリ知っている世代としては、思い出すと懐かしくなりますね。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。