今日は全国的に金曜日。
月~木は17時15分までの勤務だけど、フレックスタイムで、金曜日だけは16時までの勤務にしています。
いつもなら、どこか本屋さんだったりショッピングセンターに寄ってから地下鉄で帰宅しているのだけど、今日は天気も良かったので、自宅まで約1時間20分、雪の中を歩いて帰りました。
たまにはこういうのもいいものだなと思います。
そんな帰りの道中、雪の上が部分的に黒ずんでいる場所がありました。
これは一体何かというと・・・、
この写真は今日撮ったものではないのだけど、黒ずんでいる部分には、滑り止め用の砂が撒かれています。
これまでも何度か書いてきましたが、この時期の北海道は、あちらこちらにこうして滑り止めの砂が置かれていて、誰でも自由に撒くことができるようになっているのです。
そんな滑り止め用の砂の秘密が、毎度おなじみ、HBC「今日ドキッ!」の「もんすけ調査隊」で紹介されていました。
冬になると、こうして砂が常設されるのが当たり前だと思っていながらも、砂の製造工程など、その背景までは考えたことがありませんでした。
採石場で大規模な発破作業を行い、岩石を砕いて300~320℃もの熱で乾燥させる・・・、想像を絶する作業工程だなと思いましたが、そんな苦労の先で道民の冬の安全が保たれているということに感謝しなければいけないなと思います。
先程、誰でも自由に撒くことができると書きましたが、残念ながら、本来の目的以外で持ち出されているという実態も少なからずあるようです。
残念といえば、もう一つ、帰宅途中で驚くべき光景を見ました。
横断歩道なんだけど、赤丸で囲った所に、歩行者用の信号機が見えますね。
ということは・・・、
そうなんです、本来は、この赤線部分が横断歩道になっていながら、除雪した雪が堆積されていて、その先が塞がっているのです。
横断歩道の先が塞がっていることで、歩行者の動線はこうなっています。
多分だけど、ガソリンスタンドへの出入りを考えてこうしているのかもしれないけれど、そのために歩行者の安全が阻害されているという実態に思い至らないものなのでしょうか。
私はいいですよ。普通に歩いて迂回することができるから。でも、中には歩行困難で迂回が大変という人もいるだろうし、視覚に障がいのある人が白杖を頼りに真っ直ぐ歩いて雪山にぶつかってしまう危険性だってあると思う。
何だかなあって感じですね。
こんにちは。
コメントありがとうございます。
北海道では、残念ながらこういう光景があちこちで見られるのです。
大きな事故に繋がる前に何とかしてほしいものです。