釧路にいるのもあと二週間。
蕎麦が食べたくなったので、買い物に出たついでに、釧路管内で広く営業している「東家(あずまや)」さんに寄ってきました。
「東家」は、春採湖の側にある「竹老園」(行ってきたときの記事はこちら)を総本店とし、釧路近郊で広く暖簾分けされている有名なお蕎麦屋さんです。
「玉子とじそば」をオーダー。
「東家」さんの蕎麦の大きな特徴は、この緑色。
「竹老園」の記事でも書いていましたが、これは「藪そば」と呼ばれるもので、東京の「藪之内」(若しくは「藪下」)にあった蕎麦屋さんに流れを発するもので、端境期である夏場に、そばもやしを擂った汁を加えて新そばに近い色を付けたことが起源とされています。
この三年間、そんなに行く機会はなかったけれど、釧路の思い出として残るご当地グルメの一つになったと思います。
これは、根室市内にあるお蕎麦屋さんで食べたメニュー。
「東家」さんの系列ではないお店ですが、「藪そば」が釧路根室管内に広く普及していることが分かります。