北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
(C)ナナマガラー All Rights Reserved.

ついに第13回が!

2014-12-18 22:10:57 | 本&CD
徳光和夫、福留功男に憎まれ口「とくだん好きではない」(オリコン)


まあ、当時から色々と言われていたけれど、このお二人の本当の関係は、リンク記事はもとより、福留さんの著書などからも窺えますからね。
そうか、第12回に続いて、ついに第13回ウルトラクイズがCSで放送されますか・・・。

そう、ウルトラクイズは、福留さんの司会もさることながら、「敗者の味方」としての徳光さんの存在も大きかった。
第12回からは渡辺正行さんにその座を譲ったけれど、後楽園球場と成田空港で、ヘルメットを被った徳光さんが、ピコポンハンマーで敗者に思いっ切り殴られるシーンは、ウルトラクイズに欠かせない名物シーンだったし。

徳光さんは、第12回からは挑戦者として参加するようになり、今回放送される第13回では、読売新聞で先行発表された、東京ドーム予選の第1問、

「ニューヨークの自由の女神は、かつて、灯台だった? 〇か×か?」

を、今やすっかり有名人になった息子の正和さんと一緒に考えるシーンが存在している。

このシーンでは、徳光さんに「お前受験生だろ。(わからないのか?)」と迫られた正和さんが、「ウーン・・・、ここ(松明)が光るから〇でしょ」と答えていて、実際に正解はそのとおりだったというのが、演出でも何でもなく真剣に考えた結果ということで、今観返してもなかなか面白いものがある。
そのうち、正和さんのお宝映像として、何らかの番組で紹介されることも期待できる(もしかして、既にあった?)名シーンだと思う。
    
因みにその第一問は、私も当時、図書館で読売新聞をコピーしたのを持っていたのだが、もしかして、今もまだ実家のどこかに眠っているのか?
何となくだけど、心当たりがないわけではないので、年末に帰ったら、ちょっくら探してみようかなと思う。


さて、話は飛ぶが、第13回の放送を記念して、ここで紹介しておきたい本を一つ。





第13回のチャンピオン、長戸勇人さんの著書「クイズは創造力」シリーズ三部作の第一作目、「理論編」。
当時、日本でもトップクラスのクイズプレイヤーだった長戸さんが、自身の経験を踏まえて纏められたクイズのマニュアル本で、これは、四半世紀経った今読み返しても、実に新鮮で面白く、どこから読んでもあっという間に引き込まれるものがある。
当時高校生だった私も、「高校生クイズ」のシミュレーションを兼ねて、チームメイトと一緒に、それこそ隅から隅までじっくりと読んだものだった。

この本の内容は、六回目の挑戦で東京ドーム予選を突破された長戸さんが、南米で罹患したA型肝炎で出場辞退寸前に追い込まれながらも、奇跡の復活を遂げて成田空港予選を突破するまでの経緯から始まり、その後、他のどの本にもない、独自の「長戸流」クイズ講座を経て、後半、成田からニューヨークに至るまでの旅の出来事が事細かに綴られるという構成になっていて、クイズのマニュアル本だけでなく、ウルトラクイズの、放送されない裏の様子が窺える本としても楽しめる内容となっている。
出版から四半世紀が経った今となっては、古書店を根気よく探すくらいしか入手手段はなさそうだが、今回の第13回の再放送を機に、古書店でプレミアが・・・なんてことも、ファンとしては期待してしまいます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする