自在コラム

⇒ 日常での観察や大学キャンパスでの見聞、環境や時事問題、メディアとネットの考察などを紹介する宇野文夫のコラム

☆能登に続き台湾でマグニチュード7級の大地震

2024年04月03日 | ⇒ドキュメント回廊

  気象庁はきょう3日午前58分に台湾東部付近を震源とする地震が発生したと速報。深さ23㌔を震源とするマグニチュード7.7の地震で、与那国島で震度4の揺れを観測したほか、石垣島と竹富町の西表島と黒島、波照間島で震度3を観測した。また、宮古島ならびに八重山地方と沖縄本島地方に津波警報を発表。各地で観測された津波の高さは、沖縄県の与那国島で30㌢、宮古島で30㌢、石垣島で20㌢だった。午前10時40分、いずれも津波注意報に切り替えた=図=。

  台湾の中央気象署の観測によると、震源地は台湾東部の花蓮県の沖25㌔の海域で、震源の深さは15㌔、マグニチュードは7.2と推定。花蓮県で震度6強の揺れを観測したほか、北東部の宜蘭県などで震度5強、北部の台北市や新北市、それに中部の台中市などで震度5弱の揺れを観測した。

  アメリカ海洋大気局(NOAA)はこの地震で、台湾東部の台東県成功で45㌢の津波を観測している。また、アメリカ地質調査所(USGS)は最初の地震のあともマグニチュード5から6.7の地震が断続的に観測している(3日付・NHKニュースWeb版)。

  台湾のテレビ局TVBSは台湾東部の花蓮県でビルが横倒しになり、車などが下敷きになっている様子を伝えていまを伝えている=写真、TVBSのSNSより引用=。また、山の土砂が崩れ土煙が上がっている様子や建物の壁が崩れて道路に散乱している様子などを繰り返し伝えている。

  元日の能登半島地震はマグニチュード7.6、今回の台湾付近の地震もマグニチュード7超えで、極東アジアに大地震が相次ぐ。他人事とは思えない。

⇒3日(水)午前・金沢の天気   あめ

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