越後湯沢では温泉の女神?がはくたかを見送ってくれる。この姿ももはや過去のものとなった。
3月7日土曜日。2072レを大宮で撮影後、新幹線ホームに入り、大宮発11時27分のたにがわで越後湯沢まで移動しました。はくたかへの乗継は後続のときが便利ですが、越後湯沢で多少時間が取りたかったので、先行のたにがわに乗車しました。たにがわは意外にも混雑しており、指定席はほぼ満席状態。ガーラ湯沢行きのためシーズン最後のスキーに向かう人が多かったようです。北陸新幹線が開業しても冬場はこんな需要もあるので上越新幹線は安泰ですね・・・どちらも閑散期には空いている姿が多く見られるかもしれませんが・・・。
越後湯沢で新幹線からはくたかへ乗り換え。越後湯沢駅で最初で最後の撮影となるはくたかを撮影。残念ながらスノーラビットではなく、過渡期運用の681系しらさぎ塗装6両編成でした。はくたかは6両編成もあるんですね。サンダバは最低9両編成なのに…輸送量が少ないところに新幹線を走らせるという矛盾が発生しますね。おまけに関西から富山へ行くには乗り換えが発生し不便になるというおまけまでついています。東京一極集中なので仕方ないと言えばそれまでですが、一極集中に持っていくような昔ながらの交通施策はずっと続いていきますね。
はくたかは2度目の乗車です。以前は金沢から直江津までの乗車でしたが、今回初めて北越急行乗り入れを果たします。在来線最高の160㎞/h運転を体験します。越後湯沢は線路廻りに雪はないものの、周辺はまだまだ雪深い感じで十分スキーもできるであろうという残雪でした。越後湯沢からの上越線はそこそこの走りで、中クラスの特急という感じでしたが、六日町を出て北越急行に入ると暴走特急に変身しました。160㎞/h運転を体感できたかどうかはわかりませんが、速いという印象はありますね。まぁ湖西線と同じレベルぐらいにしか感じないわけなんですが…。途中行き違い待ちがあったり、制限がかかるところがあるのもちょっとマイナスですね。やっぱりこういうところが新幹線待望論をもたらすのでしょうね。犀潟からはかってしったる道に入り直江津に到着。直江津では乗車客、下車客ともに記念撮影をしている人が多かったです。このあたりはダイヤ改正前の恒例行事が行われているという感じですね。北陸線に入り、3セク転換前のJR西日本の路線での最後の旅路を楽しみます。北越急行沿線でも撮影者が多かったですが、北陸線でも天気は今一つながら撮影しているファンの姿が見られました。8001レまで頑張られるのでしょうかね。東部は露出が気になる時間帯の通過ですが、頑張ってほしいものです。北陸本線内もほくほく線に負けず劣らずの快足で、アッという間に富山に到着しました。金沢まで乗り通したいところでしたが、8001レ撮影などの後行程もあるため、後ろ髪をひかれながら富山で辞しました。