はるばる宮崎までやってきたのはこの海幸山幸を撮るために来たと言っても過言ではない/南宮崎
12月31日火曜日。川内に泊まって、朝二番のつばめで鹿児島中央へと移動。ここからきりしま4号に乗って南宮崎までグリーン車の旅を楽しみます。久しぶりに787系に乗車します。グリーン豪遊券があった時代はドリームつばめでお世話になったものです。時は変わって豪遊券なき後、九州でグリーン車に乗れるとは思ってもみませんでした。いい切符ができたものです。若干割高な30,000円の切符もあるので、今後も利用していきたいものです。きりしま4号は787系4両編成でやってきました。できればDXグリーンに乗りたかったのですが、グリーン車しか連結されてなかったので軽く断念しました。グリーン車は明らかに鉄っちゃんという人が乗っていただけで、他の車両も空いていました。鹿児島方面へ向かう流れはあっても早朝に鹿児島からの流れは少ないようです。新幹線連絡も熊本からの便しかないのでそんなものかもしれませんね。
鹿児島中央を出発して数分で鹿児島へ到着。鹿児島中央と比べて地味な鹿児島駅ですが、市電が見られたり、鹿児島貨物ターミナルが隣接されていたり、鉄っちゃんには地味に面白い駅です。鹿児島を出ると錦江湾に沿って走り、対岸には雄大な桜島を望む絶好の景色の中を走ります。次の竜ヶ水で普通と783系の回送と思われる列車と行き違い。さらに加治木でも普通と行き違い、単線ながらも列車密度が高く、行き違いが多い中ゆっくりと歩を進めていきます。隼人でも817系普通と行き違い、次の国分では肥薩線の気動車と交換。おそらく国分で待機しているんでしょうね。国分からは山間部に入っていき、さらに足が鈍っていきます。霧島神宮できりしま3号と行き違いをして、さらに山間部に入っていき、宮崎県に入り、山間部を抜けて西都城に着きました。西都城は立派な高架駅で、隣の都城よりも開けた感がある駅です。実際日豊線でも乗り降りの多い駅です。都城には駅構内の空き地にソーラーパネルが置かれており、ヤード跡が有効利用されていました。さすがに南国だけに太陽光発電は有効なんでしょうね。都城から宮崎の間にも峠越えがあり、清武あたりから市街地に入り、日南線と合流して南宮崎に到着。きりしま4号の旅はここで終わりです。
南宮崎へは海幸山幸を撮るためにやってきました。時間の都合で乗れなかったものの、前日のA列車、あそぼーいに続き、九州観光列車3つを潰すことができました。後は前回撮り損ねた指宿のたまて箱を撮るだけです。ということで、海幸山幸を撮影後は南宮崎発10時22分の特急きりしま9号で鹿児島中央へととんぼ返りしました。