九州遠征編から一旦離れて…5月2日月曜日。平日ですが、ゴールデンウィークの休みと言うことで九州遠征疲れにもめげず平日ダイヤを見に早朝から活動しました。色々行きたいところは盛りだくさんですが、今回は225系投入で変わった阪和線へと向かうことにしました。阪和線の平日ダイヤは08年3月改正以来になります。まずは茨木市発5時47分の快速に乗車。快速も平日にしか見られないレア種別。早朝の列車は全て9300系で運転されています。淡路で降りて、ここで後続の天下茶屋行きが接続。京都線普通が先行する快速に追いつく珍しいケースです。快速は上り千里線普通の交差支障で信号待ちしているため、このような失態を招いているようです。っ快速を見送り天下茶屋行きに乗車。早朝だからか利用者はそれほど多くなく、席にありつけました。日本橋で下車し、阪和線ではなくまずは近鉄へと向かいます。狙いは快速急行尼崎行き。早朝運転の同列車は土休日には見られません。大阪難波にて同列車を撮影。ついでに瓢箪山行き普通も撮影できました。残念だったのは対向ホームに到着した阪神1000系を使用した準急が撮影できなかったことでしょうか。
大阪難波から歩いてJR難波へと移動。ここからJRに入り、天王寺で阪和線に乗り換えます。ホームには221系普通京都行きが停車中。隣のホームに回送が停まっており、律義に先頭車同士の連結部にヘッドライトを照らしあってます。いつの間にかとられている転落防止対策。効果のほどは如何に?普通京都行きに乗り天王寺で下車。ちょうど225系直通快速が入線してきたので激写。天王寺うどんで腹ごしらえして、いざ阪和線へ。205系普通に乗り込み、どこへ行くか思案する。上りだけでなく下りも撮りたいので、どちらからでも撮れそうで便利な鶴ヶ丘で下車。まずは103系区間快速熊取行きを天王寺方で撮影。光線状態は思いのほかよくない。しかし、ネタは下りの方が面白いので直通快速和歌山行きまで天王寺方で粘る。223系直通快速和歌山行きを撮影し、和歌山方に移動。先客2名あり。私と同じく平日ダイヤがあまり撮れない人がこの時期はよく撮影しているのを見かける。


それにしても阪和線の朝ラッシュ時ダイヤの密度の濃さは関西でも有数と言える。ATS-Pをフルに活用して、鶴ヶ丘付近では極限まで快速が普通に迫り来る姿が何度も見られる。103系普通と223系・225系快速の性能差もあるだろうが、ここまで追い詰められる姿は他の路線ではなかなか見られないのではないかと思う。ある意味阪和線の醍醐味ここにありといった感じもする光景です。
追手から逃れるように鶴ヶ丘の待避線に進入する103系。後ろには既に223系快速が迫って来ている。
上り撮影をしながらも下り撮影に再度移動して、今改正で登場した直通快速関西空港行きを撮影。上手く撮影できなかったが、次は環状線内で撮影したいものだ。この列車かつては直通快速鳳行きだったのだが…それはそれでレアな存在で面白かった。直通快速の後は特にネタもないので上りに再々移動。朝ラッシュ時の区間快速にはさすがに4両は厳しいので6両編成の103系が使用されています。この姿は今後もしばらくは続くでしょう。それにしても以前08年に来た時は221系がいたり、205系の快速が見られ、バラエティに富んだ陣容でしたが、今回は…まさに223系と225系天国。103系快速も姿はなく、面白みと言えばオレンジの103系が来るぐらい。標準化が進み次は103系置き換えと言うところまで来たのはいいが、被写体としてはややつまらなさを感じる。はんわライナーも既に姿はなく、鶴ヶ丘で同じ画ばかり撮っても仕方ないので、ここで次行程も考えて長居に移動。ここでは225系直通快速や103系混色版などが撮れた。もう少し粘って色々撮ってもよかったが、次のネタもあるので、103系混色を潮に阪和線からは撤収した。
阪和線でファンの注目を集める103系の混色編成。オレンジとともに今や時の人ならぬ時の電車となっている。