蕎麦前で憩う

お蕎麦屋さんで蕎麦前をいただきながら憩いの一時を過ごさせていただきました。

『逗子寿徳庵@神武寺』さんの「じゅんさいの天ぷら」

2013-06-23 23:49:00 | 神奈川県(逗子市)

今日は、横浜市金沢区にある「海の公園」で行なわれた高校ラグビーの試合を観戦した後、昼食を取るために、京浜急行電鉄・神武寺駅から徒歩8分程度のところにある『そば処・逗子寿徳庵』さんへと一人向いました。

試合が終了してグラウンドを出たのがお昼前の11:30頃だったことから、まっすぐお店に向ってしまうと忙しいお昼時(12:00~13:00)に当たってしまうため、時間を調整しながら13:00少し前にお店の扉を開けました。

「休日なので、もしかしたら13時でも混雑しているかもしれない。」と思っていた店内は予想に反して空いていて、野球の練習を終えたお父さん達の団体が座敷を使用していたのみで、6人程度が座れる大きなテーブル席を含め5つのテーブル席は全て空席でした。

一人ということを告げて案内された二人用のテーブル席に着いて早速メニューを広げると、何の根拠も無く「今日は瓶!。」と決めていた瓶ビールがスーパードライです。けして、スーパードライが悪いということではありませんが、お蕎麦屋さんで美味しい料理と冷えたビールをいただきながらのんびりしたい時は、日頃家であまり飲まないプレミアムビールを飲みたいという思いがあることから一瞬迷いましたが、問題がある訳では無いので予定通り瓶ビール(スーパードライ)をお願いします。

ビールを待っている間におつまみを決めますが、迷うことなくあっさり「みそ田楽」と「さつま揚げ」、そして別メニューになっている「メゴチの天ぷら」をいただくことに決まります。

まず登場した「みそ田楽」は、先日「由寿里庵」さんでいただいた「みそ田楽」と同じく3種類のこんにゃくですが、添えられている柚子がなかなか良いアクセントになっていて美味しいです。


続いて登場した「メゴチの天ぷら」は、低価格だったことからあまり大きな期待は持っていませんでしたが、胡麻油の香りが心地良い、良い意味で期待を裏切られた美味しい天ぷらでした。


最後にいただいた「さつま揚げ」は、辛子と生姜の両方が付いていて、辛子で食べたり生姜醤油で食べたりと、味の異なる2種類の食べ方で楽しくいただきました。

なお、料理をいただいている最中にビールが無くなったので冷酒をいただくことにしました。
冷酒は奈良県の「純米吟醸・嬉長」(きちょう)という日本酒で、少々甘口のフルーティーな日本酒でした。


さて、そろそろ蕎麦をいただくタイミングとなりましたが、お店の壁に「本日のおすすめ」と「期間限定」料理の書かれた黒板が掛けられていて、その黒板を見ると、現在は7月下旬までを期間として秋田県から直送された「じゅんさい」料理をいただくことが出来るようです。

「ならばぜひ!。」と思い、「冷しじゅんさいそば」という蕎麦がどのような蕎麦なのかを確認してみたところ、予想通り「ぶっかけ」とのことです。気持ちは既に「じゅんさい」に傾いていますが、やはり蕎麦は蒸篭でいただきたいので、「じゅんさいの天ぷら」(単品)と「せいろ」をいただくことにしました。

お願いした「じゅんさいの天ぷら」と「せいろ」は、気を使っていただいたのか「かき揚げ天せいろ」の形で登場し、少々贅沢な雰囲気です。


初めて食べるということもあって楽しみにしていた「じゅんさいの天ぷら」を塩でまず一口いただいてみると、カラッとしているのにみずみずしい食感と味わいで美味しいです。


そして細麺の「せいろ」は抵抗感を感じることも無くスルスルと食べることの出来る蕎麦でした。また、蕎麦汁はハッキリした辛口でしたが、蕎麦湯でいただくとまろやかな味わいで美味しくいただくことの出来る蕎麦汁でした。

今日、蕎麦前と蕎麦をいただいた『そば処・逗子寿徳庵』さんは、3種類の香りとコシのある蕎麦粉をブレンドして作った蕎麦と天然食材を特徴としていて、春は長野県の栄村から直送される「山菜」を楽しむことができ、そして秋はご主人が富士山で採取してきた天然物の「きのこ」を楽しむことができるなど、四季折々の食材を美味しくいただくことの出来るお蕎麦屋さんとのことです。

まだまだ先の話ではありますが、山菜の天婦羅は好物なので、ぜひごちそうになりたいです。

ごちそうさまでした。



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