蕎麦前で憩う

お蕎麦屋さんで蕎麦前をいただきながら憩いの一時を過ごさせていただきました。

『たけの春@北信・須坂』さんでいただく「天ざる」

2016-08-20 11:00:00 | 長野県(北信)

夏休みを利用して訪れた長野県・菅平高原。

横浜へ帰る日のお昼、最後に蕎麦をいただこうと思い、菅平高原からわざわざ向かってもそれ程遠くはない、長野県須坂市にある『戸隠手打そば処・たけの春』さんへと向かいました。

お店は、果実畑の中にある、美味しい戸隠そばが味わえるお蕎麦屋さんとのことで、駐車場で開店を待っていると他県ナンバーの車がぞくぞくとやってきます。

ちなみに、「たけの春」というお店の名前ですが、「須坂市野辺竹ノ春」という、お店の住所が由来になっているのかな?と思われますが、なかなかお洒落な名前ではないかと思います。


開店時間となり、一番客で店内に入ると「どちらでもどうぞ!」と案内されますが、4人掛けテーブル席が4つと4人掛けの座卓が4つと、いずれにしても1人で4人掛けの席に付かなければならず、続々と家族連れが来店しそうな雰囲気の中どうしようか迷いましたが、一番好まれないだろうと思われる、厨房前入口近くの4人掛けテーブル席に着くことにします。

席に着いてメニューを眺め、「天ざる(海老付)」をお願いします。
そして、いただくことはできませんが、お酒のページを見てみると、用意されている地酒はお隣新潟県の地酒「越乃寒梅」、「久保田」、「八海山」とのこと。

地元長野県にも戸隠にも美味しいお酒はたくさんあるのに・・・、と、そんなどうでも良いことを気にしていると、ぼっち盛りに盛り付けられた「天ざる(海老付)」が運ばれてきます。


早速、蕎麦をいただいてみると、ゴツゴツした食感でありながらもボソボソ感は感じられず、喉越しの良い食べ易い蕎麦です。また、蕎麦汁は薄目に仕上げられているようでしたが、蕎麦との相性は良く、蕎麦汁をしっかり付けても蕎麦を邪魔することの無い、引き立て役に徹した蕎麦汁でした。


夏休みを利用して訪れた北信濃と須坂で戸隠そばをいただきましたが、「旅先」ということも加わり「楽しませていただいた」という感じです。毎年訪れている菅平高原は来年も訪れると思われることから、来年も、これまでに訪れことの無い土地の蕎麦をいただきに足を運んでみようかと思います。

なお、今回は3軒のお蕎麦屋さんで蕎麦をいただきましたが、どのお店も山葵と最初に出てくる漬物が美味しく、それだけでお酒が飲めてしまう、美味しい山葵と漬物でした。しかし、車で訪れているためお酒をいただくことが出来ず、その土地その土地の珍しい地酒がメニューに並んでいたお店もあっただけに、その点だけが少々残念なお蕎麦屋さん訪問となってしまいました。

ごちそうさまでした。



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