蕎麦前で憩う

お蕎麦屋さんで蕎麦前をいただきながら憩いの一時を過ごさせていただきました。

『大黒屋@山梨・猿橋』さんの「鮎うるか・三種盛」

2015-09-20 10:15:00 | 山梨県

所用で山梨県の都留市へ向かうその途中、日本三奇橋のひとつ「猿橋」に立ち寄り、昼食には少々早い時間ではありましたがその「猿橋」のすぐ目の前にある『大黒屋』さんで蕎麦をいただくことにしました。

お店には、開店直後の10時少し過ぎに到着しましたが、時間が早いこともあって先客の姿は無く、また、時間にも余裕があることからビールでも飲みながらのんびり出来る状況ではありましたが、車で訪れていることからノンアルコールで「鮎うるか・三種盛」と馬肉の竜田揚げが付いた「忠治そば」をお願いします。


いただいた「鮎うるか」は、鮎の内臓のみを塩漬けにした「にがうるか」と鮎の身と内臓を塩漬けにした「身うるか」、更に落ち鮎の真子、白子の塩漬けである「子うるか」という3種類のうるかが楽しめる盛り合わせになっていて、いずれのうるかも苦味が美味しく、中でもサンマのはらわたのような苦味の「にがうるか」(写真左端)は苦いと感じながらも箸の止まらない美味しさで、熱燗が欲しくなってしまいます。


馬肉の竜田揚げが付いた「忠治そば」は、ツルツルっとした喉越しの良い蕎麦で、やや蕎麦汁が甘いかな?という印象でしたが、歯応えの良いまずまずの蕎麦でした。

また、肉団子のように丸くした馬肉の立田揚げは、揚げているということもあってか馬肉の味わいは感じられませんでしたが、柔らかい食感の、ビールが欲しくなってしまう美味しい竜田揚げでした。


今日、蕎麦をいただいた『大黒屋』さんは、国定忠治も宿泊したことのある旅館だったとのことで、1階にはテーブル席、座敷席の他に土産コーナーもあるというかなり広いフロアのお蕎麦屋さん(?)でした。

そして、鮎の塩焼きや自家製こんにゃくなどの料理もメニューに並んでいて、紅葉シーズンにハイキングでもしながら、ちょっと一休みして喉の渇きを潤すには丁度良いお店ではないかと思います。

ごちそうさまでした。



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