さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

気になったニュース 220320

2022-03-20 13:57:44 | be short

・ウクライナ 南部や東部で激しい戦闘 市民の犠牲者増え続ける。
ロシアの軍事侵攻が続いているウクライナでは、南部や東部で激しい戦闘がおき、市民の犠牲者が増え続けています。プーチン政権は、ウクライナ側が生物兵器や化学兵器を使用する疑いがあると一方的に主張し、アメリカなどは、ロシアが虚偽の主張をもとに攻撃をエスカレートさせることを警戒しています。
▽ロシア ウクライナ側が生物兵器使用の疑いと一方的に主張
先月24日、ウクライナに侵攻したロシア軍は首都キエフを包囲する部隊の増強を進めるとともに、南部のミコライフや東部のマリウポリにミサイル攻撃を行い、抵抗するウクライナ軍との間で激しい戦闘が続いています。国連人権高等弁務官事務所は、ウクライナで今月18日までに少なくとも64人の子どもを含む847人の市民の死亡が確認されたと発表しました。東部のマリウポリでは、ロシア軍の攻撃で都市が孤立し、激しい市街戦が続いているとみられ、多くの住民が周辺の地域に逃れています。南東部のザポリージャに避難した人は「多くの人が路上で亡くなり、遺体が横たわっていました」と現地の凄惨な状況を語りました。市街戦に備えて、ウクライナ各地で市民の戦闘訓練が行われていて、今後、ロシア軍の本格的な侵攻が予想されている南部の都市オデッサでは、18日、若者たちが自動小銃の扱い方などを教わりました。こうしたなか、ロシアのプーチン大統領は19日、ルクセンブルクのベッテル首相と電話会談を行い、ロシア大統領府によりますと「ウクライナでアメリカが、生物学的な軍事活動を行い、容認できない。ロシアだけでなく、ヨーロッパに大きな危険をもたらしている」と述べ、ウクライナ側が生物兵器を使用する疑いがあると一方的に主張しました。さらにロシア国防省も19日、「ウクライナの民族主義者が北東部のスムイでアンモニアや塩素を使用する疑いがあり、南部ミコライフ州の村でも有害な化学物質の入った容器を爆発させることを計画している」と主張しました。アメリカやイギリスの国防当局は、ウクライナ軍の激しい抵抗によりロシア軍部隊が予想以上に苦戦していると分析していて、ウクライナの通信社は19日、ウクライナ軍の発表として軍事侵攻が始まってから3週間の間に、ロシア軍の将校を含む少なくとも10人の軍幹部が戦死したと伝えています。アメリカなどは、ロシアが虚偽の主張をもとに生物兵器や化学兵器を使用するなど、攻撃をエスカレートさせることを警戒しています。(NHK NEWS WEBより)

・インド、ロシアから原油などの売却提案受け入れる意向=政府高官。
インドは、原油やその他コモディティーを割安な価格で売却するというロシアの提案を受け入れる可能性がある――。2人の政府高官が明らかにした。西側諸国は、ウクライナに侵攻したロシアへの経済制裁を通じて同国の孤立を図っている。複数の米政府高官は最近、インドが軍事面でロシアの兵器に大きく依存していることは認めつつ、できるだけロシアから離れてほしいと発言した。ただインド側としては、重要な貿易相手であるロシアとの関係を維持したい意向が、こうした高官の話からうかがえる。実際、今月初めに開かれた国連の緊急特別会合におけるロシア非難決議において、インドは棄権した。インドは国内で必要な原油の8割を輸入しているが、通常のロシアからの輸入比率は約2~3%にすぎない。それでも今年になって原油価格が40%も跳ね上がっているため、輸入コストを抑えられるなら、ロシアからの輸入拡大を検討しているところだ。政府高官の1人は「ロシアは非常に安い価格で原油や他のコモディティーを売ると持ち掛けてきている。われわれは喜んで応じるだろう」と語った。この高官によると、実行するには輸送手段確保や保険加入など準備が必要になるものの、それが整えばロシアの提案を受けることになるという。(ロイター電より)

・日印首脳、ウクライナ情勢巡り意見交換-岸田首相は連携強化呼び掛け・
岸田文雄首相は19日、訪問先のインド・ニューデリーでモディ首相と会談した。ウクライナ情勢を中心に話し合った。岸田首相は記者団に対し、日本やインドなど民主主義国家が連携を強化すべきだとの認識を示した。岸田氏はモディ首相との会談後、力による一方的な現状変更は許してはならないと指摘。ロシアによるウクライナ侵攻は国際秩序の根幹を揺るがす深刻な事態だと述べた。一方、モディ首相は経済問題への発言にとどめた。日本とインドではロシアのウクライナ侵攻を巡り見解が異なる。中国と国境を巡る問題を抱え、軍事面でロシアに頼るインドは国連安全保障理事会と国連総会での対ロ非難決議案の採決で、いずれも棄権した。岸田首相は日本とインドがウクライナでの戦闘停止と平和的解決に向けて今後も取り組むと表明。インドはロシアとウクライナが対話を通じて解決すべきだとの考えをこれまで示している。(Bloombergより)

・中国、バイデン氏は「中国の体制」保証と強調。
中国の習近平国家主席は18日のバイデン米大統領とのオンライン会談で、ウクライナに軍事侵攻したロシアへの制裁に反対した。同時に「ウクライナ危機は中国が見たくないものだ」などと述べ、米側にウクライナ問題をめぐる協調を呼び掛けた。習政権は、ロシアに巻き込まれる形で世界で孤立するリスクを警戒しているとみられる。
「全方位、無差別の制裁を行えば、苦しい目に遭うのは(世界の)庶民だ」
習氏は会談で、米国が主導する国際的な対露制裁を牽制し、従来通り対露非難は控える一方、「当面の急務は対話と協議を継続し、人道危機を防ぎ、早期に停戦することだ」と表明。暗にロシア側にも自制を促した。ロシアとウクライナ、そして国際社会の間で微妙なバランスをとる曖昧戦略を維持したといえる。習氏としては、ウクライナ問題に深入りしたくないのが本音とみられる。会談で、米国とNATOに対し「ロシアと対話を行い、ロシアとウクライナ双方の安全に関する憂慮を取り除くべきだ」と発言。同時に「トラの首に鈴をつけた人こそ、その鈴を外さなければならない」との故事を持ち出し、事態解決に向けて中国が前面に立つつもりがないこともうかがわせた。バイデン氏が習氏に対しロシアを支援しないよう迫ったことについては、中国外務省の発表では一切触れていない。それだけ習政権にとって敏感な問題であることがうかがわれる。一方で中国側の発表では、バイデン氏が「米国は、中国の体制を変えることや、同盟関係の強化により中国に敵対することを求めない。『台湾独立』も支持しない」と明言。習氏が「非常に重視する」と応じたとしており、米国が中国に配慮したことを強調している。中国側は今後、共産党体制や台湾問題でバイデン氏の言質を得たとして米側に履行を迫る見通しだ。習氏はさらに、台湾問題について「うまく処理しなければ(米中)両国関係がひっくり返るような影響をもたらす」と警告、両国の溝の深さも改めて示した。(産経新聞より)

プーチンロシアの大物応援団はインドと中国(とサウジ)であることが分かります。バイデン米大統領は中国に「ロシアを支援したら大変な経済制裁を受けることになる」と言ったつもりが、中国に「ウクライナ問題は米国とNATOがロシアと話し合えばいい」と返されたどころか、「中国の国家体制を保証し、台湾の独立には反対」といわされたようです。ウクライナ問題は、ロシアが勝手にウクライナに軍事侵攻し民間人・施設を攻撃しているのに、しかもNATOはNATO加盟国ではないウクライナで戦わないとしているのに、習中国は「内情をあまり知らないので、ロシアがいっている悪のNATOと米国がロシアと話し合ったら」と協力をかわしたのでしょう。サウジは米国の原油増産要求を拒否して米国と共にロシア制裁に同調しない姿勢を見せています。この背景には米国が非難する記者カショギ氏殺害事件と米国のイラン核合意への動きが気に入らないからでしょう。米国の力が萎えてきた現象といえるロシアシンパ国のウクライナへの対応です。


道と側溝のふたの隙間に黄色が新鮮なタンポポが咲きました。通学路でもあるので道端を歩く生徒が踏んでしまうんでは見ていましたが、みな避けて行きました。昼過ぎ配送の車がやってきて踏んで行きました。美意識より経済性ですか 命より経済ですか 命より高価なものがあるのだろうか そんなことが浮かびました。
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