今、どこ?

日々思いついたことをちょこちょこ書き込む備忘録的な何か。

寒いわ揺れるわ。

2017年11月15日 | Weblog
日に日に気温が下がるソウルです。

今日は冷たい風が吹付け、気温は8℃くらいあるのに、体感温度は1、2℃くらい。

そんな寒い日ではあったのですが、ソウル図書館で借りた本を返す日だったので、手袋をはめ、ダウンジャケットを着て出かけました。

地下鉄の車内や室内ではさすがにこの格好は暑いなあと感じましたが、外に出た途端、寒くて震え上がるくらいでした。

本を返し、その足で仁寺洞へ。

というのも、昼ごはんに何を食べようか、と考えた末、そう言えば久しぶりに「明洞カルグクス」食べたいなあ~と思ったので。

図書館のある市庁駅からポテポテ歩いて仁寺洞まで。

寒風吹きすさぶビル群を進み、明洞カルグクスへ到着した時には身体が温まってちょっと汗ばむくらいになっていました。

しかし、店に入ってダウンを脱ぐと汗でひんやり。

寒気がしたので「マンドゥ・クッ(餃子スープ)」を頼みました。

カルグクス(韓国のうどん)専門店ですが、ここの丸くて大きな餃子も有名。

注文すると、おばちゃんが「同じ値段で冬限定のトック(餅)入り餃子スープも出来ますよ」と言われたのですが、餅はちょっと重いかなあ(と言っても韓国の餅はスライスだが)という事でただの餃子スープをお願いしました。

やってきた餃子スープは刻み海苔と錦糸卵、ネギがたっぷりのったあったかスープにどデカい餃子が5つだったか?入っていました。

それにご飯茶碗に入った雑穀米と自家製キムチ。

スープを冷ましながらすすってみると、いつも通り、あっさりした中にしっかりと味がついていて、それでいて塩辛くなく身体もポカポカになるという素晴らしいものでした。

私はここのカルグクスも好きですが、冬の寒い日は餃子スープをおすすめします。

そして、この店の自家製キムチも大変美味しいので、足を運ぶ機会がある人は是非、無料で出てくるキムチを食べてみてください。

全然辛くなく、ニンニクもたぶん使ってない?と思います。

食べた後、ニンニクのにおいが気にならなかったので。

そうやってホカホカの餃子を食べ、キムチを頬張るという至福の時間を味わっていたら・・・

後ろの席のお客さん2人、横のテーブルの4人、右後ろで一人食べていた人のところ、お店の従業員と店内にいたみんなのスマホが一斉に「ビーーーーーーッ!!!」となりだしました。

何事か!?とスマホを見ると、「緊急速報」。

ポハンで発生した地震のアラートがなったのでした。

お店の人たちも「えー!ポハンで地震って。原発あるのってあのへんじゃなかった!?」と大騒ぎ。

一時、店内は騒然としました。

店内にテレビがなかったので、そのまま食べ終わり、店を出てバスに乗って家に帰ったのですが、今日は一日家にいた旦那が私の顔を見るなり「地震、地震!うちもユラユラ揺れたよ!」と興奮気味。

ソウルからだいぶ遠くで発生したのに、ソウルにあるうちの高層マンションも揺れたらしいです。

ま、25階建てだし。うちは22階だからちょっとの揺れでも大きく揺れを感じるのかもね。


しかし、韓国では明日「修能(スヌン)」の日で、日本でいう「大学入試センター試験」のような一生に一度の大事な日なのです。

それなのに。

地震が起こってテレビも周囲もなんか落ち着かない雰囲気だし、その上ものすごい寒波がやってきて、今夜は0℃まで冷え込むという話だし。

受験生たちに「平常心で望みなさい」と言ってもこんな状況じゃあ気持ちが落ち着くはずがない。

んー。なんとか明日は地震もおさまってくれればいいのですが、コレを書いている今も余震が起こっているようで、2回めの緊急速報のアラートがなりました。

寒い、怖いで明日はどうなるんでしょうね・・・


というわけで、明日は全国一斉に修能(スヌン)が行われます。

日本ではいつもの試験場前のお祭り騒ぎの映像や、遅刻して白バイに送ってもらう学生、または教会やお寺でお祈りする親の映像が流れることでしょう。

受験生の皆さん。ファイティングですよ~!多少の揺れは気にしないくらいの図太さで乗り切ってくださいな~!


P.S.
先ほどニュースで緊急発表があり、修能の日にちが23日に延期されたそうです。(http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/11/15/2017111503702.html)

会場となっている場所が一部、地震によって被害が出たとの事。

来週まで気力・体力温存して頑張って~!
この記事についてブログを書く
« 葉っぱのカーテン | トップ | 目論見ハズレたり。 »