今、どこ?

日々思いついたことをちょこちょこ書き込む備忘録的な何か。

美ら島の悲哀。

2013年01月07日 | Weblog
沖縄から戻って早速風邪をひきました。

そりゃあもう、ソウルとの気温差30度ですから・・・。

かたや昼間は半袖でもOK。

かたや漢江の水も凍る寒さ。

風邪ひかないようにしていても、乾燥しているので非常にかかりやすい。

いや、運動不足で体力が落ちているからかも知れないですな。

お陰様で早めに薬を飲んでいたのと、ゆっくり寝ていることができたので、今のところ熱も咳もなく、鼻水ズルズルだけの鼻風邪程度です。

どうぞご心配なく。


ところで。

沖縄で見ました。

あれ。

オスプレイ。

ギャラリア免税店なんかがある新しい商業地区「おもろまち」という所で。

まさにその真上を飛んでいきました。

車で信号待ちしていると、遠くから「ドッドッドッドッ・・・」というおかしな音が聞こえて来たので、「何だ何だ?」と思って空を見上げるとふつ~に飛んでいきましたよ。

その音は、戦闘機のような耳をつんざくような「キーーーーーーン!」という音でもなく、ヘリのような「バラバラバラバラ・・・」という音でもない。

「ドッ・ドッ・ドッ・ドッ・・・・・」という垂直に降ってくるような本当に不快な低~い音。

あれが普通に那覇市内の住宅街の上空や商業都市の真上を飛んでいるのですから。

もうまさに心の底から「ぞっ」としました。

かなりの低空飛行でしたし。

おもろまちで見た時は、ヘリコプター程度の高度で飛んでましたよ。ほんとに。


お正月の3日に「道の駅かでな」へ行きましたが、目の前の嘉手納基地では沢山の戦闘機や輸送機が飛んでいました。

そして、普天間基地の前では、寒い中たくさんの反対派の人々がゲート前で抗議行動を行なっていました。

基地が無ければどんなに素晴らしい島だったろう、と思う反面、基地に依存して生活している地元民がいることも事実。

悲しいです。

美しい島の現実を見せつけられ、とても心が痛くなりました。

観光で沖縄に行く日本人は、嘉手納基地や普天間基地周辺も是非見ておくべきだと思います。

そしてその現実をちゃんとその目で見てみるべきだと思いましたよ。

と私が偉そうなこと言える立場ではないですが・・・。

楽しい、綺麗!だけではないということも知っておくべきだと。

だって、沖縄も日本ですから。