空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

事実を述べよ

2010年02月21日 14時18分11秒 | 思考試行
人生には、ウソが必要なこともある。絶対にウソをつかないとすれば、それは、うまくないケースもある。常にウソばかりというのは、勿論論外だけれども、そこには、思いやりとか、愛情とか、いろんな背景があって、これを語ることは、人生論に至ることだろう。

それとは、似ているが、事実について、あえて、伏せて人を誤解に陥れるということがある。世話になっている人に対して、その負い目をカバーするために、かえって、世話になっている人を貶めるような行動にでることがある。その世話になっている実態から、目を避けて、見ないようにする。事実を述べない。

人に対しては、絶対にその事実を言わない。有り難いとも思わないようにし、かえって、世話になっている周辺の人を、左程でもないのに、ことさら賞賛したりする。そして、もっとも、主要な人をコケにする態度、効果を狙う。事情を知らない人は、この世話をしている人に対して、つらくあたるという図式である。逆に、「何にもしない人だ」という評価を引き出す。

大技、小技を駆使して、評価がそこへいかないように、無意識か、意識的か、そういう努力をしている。そのことで、騙される人が出てくる。だが、これは、いつまでも続かない。かつては、そういうことは、可能だったかもしれない。

しかし、今や、この気持ちの悪さが、どこからきているのか、当事者は、探求することができる。観察し、原因がどこにあるのか、誰がどうしているのか、検討すれば解る。そして、当事者が、非難ではなく、その事実を本人に問いただし始める。本人に自覚させるまで止めてはならない。こけても、またゾロその動きはでてくる。本人に、本当の感謝する気持ちがない限りは、治まらない。

それに対して、事実を述べよ、というのが、対抗手段である。感謝を要求してはならない。事実を認識して、それを述べよ、に留める。結果として、それが、本人の感謝に結びつくならば、両者の、人生の質は、確実に改善される。

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