東野氏の司会ぶりは、好感がもてるし、タレント陣が素朴な意見・質問をだして、専門家の学者、評論家が情報を伝えるというスタイルは、エンターテインメントを越えて、国際情勢・情報を解りやすく伝えているように思う。
スポンサーや、さまざまな政治勢力もあり、テレビだから、おそらくは、制約も多いだろうし、その中で、当たり障りなくの基本線はあるに違いないが、その中で、これだけ、生き生きと情報を扱う番組は、ここ以外にはないのではないか。
とりわけ東野氏の司会ぶりは、水を得た魚のようで、生き生きとして、そして伸び伸びしていて、非常に好ましい。彼そのものの人となりが、自然であり、構えたところはないし、人間的に相当できた人であるように思う。偉ぶったところがないし、彼がどのような経験を経て、今に至ったのか、吉本芸人の世界が、彼を育てたのか、興味深い。
一度離婚して、その同じ人と再婚したという話を、どこかで見たことがあるが、まさに、その事実のなかに、彼の人となりが出ているような気がする。
もとは他人同士の夫婦が、暮らしていくことは、一方の我慢や忍耐だけでは不可能で、また、我慢ばかりでは、共に暮らしていくことは苦しい。そこには、他人同士が暮らすための、「要素」がある。
彼は、あれこれのノウハウだけでなく、大事なものを掴んだのではないだろうか。ますます、研鑽をつんでいただきたいものである。
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