職業が大きな位置をしめるのは仕方がないとして、しかしながら、人間としての生きるという全体を考えるとき、職業ばかりに、生きがいをみつけようと考えるのは、少し危ない感じがする。
職業が自分の生きがいに、ぴったりくるという人は、幸せである。そうでなければ、割り切って、他に生きがいを見つけることもあるかもしれないし、ことさら、生きがいなどと考えない人もいるだろう。
趣味や何かの活動が、生きがいといえる人も幸せである。それが、誰かのためになることならば、それはすばらしいし、そもそも、当人が心から楽しめるということは、多くの場合、他者にとっても、好ましいことが多いのではないだろうか。
他者を貶めたり、いじめることが、生きがいなどというのは、論外だが、それでもそういう人がいることも事実で、その者の被害を受ける人は、痛ましい。子供の虐待など、まさか楽しんではいないだろうが、イライラしながら、虐待をしているとすれば、それは、社会の仕組みに問題があることを無視してはならないし、虐待する者、そのものが救済の対象である。どこに原因があるのか、対策がたてられるべきだ。
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