どういうことで、人が集まろうと、集団の意思は無視はできない。その集団の成り立ちがどういうものであるかによって、健全なものかそうでないか、にわかれる。
集団は、時に、大きな力を発揮する。個人の力では、到底不可能なことをなしとげる。とりわけ政治、経済、においては、組織は必須である。よほど、個人に力がなければこれには対抗できないだろう。
とりわけ、宗教などは、教義と教祖のカリスマ性で、人を束ねてしまう。「根本」のところで、人を支配するから、これは、まことに厄介である。教祖が白といえば、白の世界は、危険である。
書店で、「池田大作と暴力団」という宝島社出版の本を発見した。恐るべき創価学会の現状が掲載されている。平積みにされていたから、注目されているのだろうが、東京の信濃町あたりは、創価学会がらみの施設が集まっていて、すごいことになっている。
宗教法人だから、税制面での優遇措置があるにしても、信者からの金集めも上手で、マスコミ、財界、芸能界、法曹界、官僚、自衛隊・・・と各界階層に食い込み、財力のみならず、総合的に今や一大勢力となっている。
異常である。創価学会が、どのように行動していくか。ヤクザ組織とのつながり、を利用しながら、用済みとなれば、ヤクザ組織を通じて、切り捨てを図る。そのためには、警察権力も動かす。元の公明党委員長だった、矢野氏に対しても、容赦のない仕打ちをする。竹入氏も切り捨てた。池田大作以外は、みんな道具にすぎないようだ。
こんな組織が、膨張し、力を持つ。大新聞各紙も屈服している様子である。この本は、キワモノ的なスタイルになっているが、もっとまじめな体裁にしたほうがいいと思うが、これは、攻撃をさけるための戦術だろうか。
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