久しぶりの洋画、期待にたがわぬ強烈な筋立て。人間洞察の面白さを満喫させてくれた。それにしても、こういう映画は、邦画ではほとんど見ることはできないのではないか。
フィクションとはいえ、想像を絶するストーリー展開である。R15指定で、大人の世界がたっぷりでてくるので、よりリアル感がある。
日本人としては、こんなタイプの人間がいたら、みんなビックリするだろうが、本音の妄想世界では、結構存在しているのかもしれない。裸の自分を見せられたような気分もある。
支配、被支配について、これほど真剣になるとすれば、おおくの、人生の喜び、味わい、のほとんどすべてを体験できないし、なんとあわれな、かわいそうな人生であることか。
作者の作成意欲は、どこからでてきたのだろう。人々を唖然とさせながら、日常生活の退屈極まる生活こそ、捨てたものではなく、素晴らしいものであることを知らしめてくれているのかもしれない。
こんな嫁さんに比べれば、・・・ということである。幸せだなあ、ボカー。
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